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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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2.7 パフォーマンス測定値の比較

SQLパフォーマンス・アナライザでは、変更前と変更後のSQL文のパフォーマンスが比較され、SQL文の実行計画またはパフォーマンスでの変更を特定するレポートが生成されます。

SQLパフォーマンス・アナライザは、SQLワークロード全体の実行時間とワークロード内の個々のSQL文のレスポンス時間について、システム変更による影響を測定します。デフォルトでは、SQLパフォーマンス・アナライザは、比較のメトリックに経過時間を使用します。また、次のSQL実行統計の中から比較のメトリックを選択できます。

SQL試行で実行計画のみを生成する場合、SQLパフォーマンス・アナライザではSQL実行計画に格納されているオプティマイザ・コストが使用されます。

比較が完了すると、変更前と変更後のSQLパフォーマンスを比較するSQLパフォーマンス・アナライザ・レポートに結果のデータが生成されます。SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートは、HTML、テキストまたはアクティブ・レポートとして表示できます。アクティブ・レポートには、インタラクティブなユーザー・インタフェースを使用するきめ細かなレポート機能が用意されており、データベースやOracle Enterprise Managerに接続されていないときでも詳細な分析を実行できます。

関連項目:

  • パフォーマンス測定値の比較とレポートについては、「SQL試行の比較」を参照してください