Oracle ODBC Driver README
原典情報: <ORACLE_HOME>/odbc/html/ODBCRelnotesUS.htm
目次
説明
新機能
機能
ソフトウェアのサポート
必要なソフトウェア
サーバー・ソフトウェア要件
必要なハードウェア
マトリックスのテスト
追加情報
説明
Oracle ODBCドライバによって、アプリケーションは、Microsoft Open Database Connectivity (ODBC) APIを使用するWindowsクライアントおよびUNIXクライアントからOracleデータベースに接続して、Oracleデータベースへの読取りや書込みを実行できるようになります。
Oracle ODBCドライバ配布キットには、ダイナミック・リンク・ライブラリ/共有ライブラリ(UNIXプラットフォーム向け)、ヘルプ・ファイル(UNIXおよびWindowsプラットフォーム)、ライセンスおよび本製品の説明が含まれます。 ODBC対応アプリケーションを使用するには、Oracle ODBCドライバの他に次のソフトウェアが必要です。
- Oracle Client&Netバージョン12.1
- Oracle Database Server
Oracle ODBCドライバはODBC 3.52仕様に準拠しています。
新機能
ODBC 12.1.0.1.0
Microsoft Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows 7、Windows 8、Windows Server 2012、Linux X86-64 (32/64ビット)、Sun Solaris SPARC64 (32、64ビット)、IBM AIX 5L (32、64ビット)、Sun Solaris X64 (32、64ビット)、HPUX IA64 (32、64ビット)、ZLinux (32、64ビット)用のOracle ODBCドライバ・リリース12.1.0.1.0ソフトウェアの機能について、次に説明します。
- Oracle ODBCドライバでは、VARCHAR2、NVARCHAR2およびRAWデータを含む32 KBデータ列がサポートされるようになりました。32 KB列の作成については、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』および『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。
- ODBCドライバは、SQL変換フレームワークを使用したサードパーティ・アプリケーションのOracle Databaseへの移行をサポートします。これにより、Oracle Databaseに対して非Oracle Database SQL文を実行できるようになります。ODBCアプリケーションでこの機能を使用するには、SQL変換フレームワーク設定の一部として作成されたサービス名を、.odbc.iniファイルでServerName=エントリとして指定する必要があります。Oracleエラー(ORAエラー)をネイティブ・データベースに変換するサポートが必要な場合は、Oracle Databaseに対してアプリケーションを起動した後に、.odbc.iniファイルでSQLTranslateErrors=Tエントリを有効にする必要があります。
サードパーティのODBCアプリケーションをOracle Databaseに移行する前に、『Oracle Database移行ガイド』のSQL変換フレームワークの使用方法に関する項を参照してください。
- Oracle ODBCドライバで、RefCursorを使用せずに暗黙的な結果を戻すことができる、ストアド・プロシージャの実行がサポートされるようになりました。このサポートにより、Oracleに移行されたサード・パーティのODBCアプリケーションで、前のベンダーによって提供された同一の機能を容易に使用できるようになりました。
Oracle Databaseでサポートされる暗黙的な結果の詳細は、『Oracle Database移行ガイド』を参照してください。
- SQLColAttribute()フィールド識別子のサポートが拡張され、Oracle Database自動増分機能がサポートされるようになりました。この機能は、Oracle ODBCドライバ固有のヘッダー・ファイルsqora.hをアプリケーションに組み込むことで使用できます。自動増分の詳細は、『Oracle Call Interfaceプログラマーズ・ガイド 』を参照してください。
- SQL_COLUMN_AUTO_INCREMENT
Oracle Databaseリリース12cリリース1 (12.1)以降、Oracleでは自動増分列がサポートされるようになり、既存のSQLColAttribute()識別子SQL_COLUMN_AUTO_INCREMENTを使用してOracle ODBCドライバで同じサポートが拡張されるようになりました。このプロパティは読取り専用で、列が自動増分の場合はSQL_TRUEを戻します。それ以外の場合は、SQL_FALSEを戻します。
- SQL_ORCLATTR_COLUMN_PROP
Oracle Databaseリリース12cリリース1 (12.1)以降、Oracle ODBCドライバでは、列の属性を戻す新しいドライバ固有のフィールド識別子SQL_ORCLATTR_COLUMN_PROPがサポートされるようになりました。この識別子は、次に示すように、すべての列プロパティを持つSQLULEN値を戻します。
+-----------------------------------------+
| 32 |...| 10 | 9 | 8 |......| 3 | 2 | 1 |
+-----------------------------------------+
| | |
| | |->列は自動増分か?
| |-> Auto値は常に生成されるか?
|-> nullの場合、デフォルトで生成されるか?
ODBC 11.2.0.1.0
- Oracle ODBCドライバは、ODBCアプリケーションのパフォーマンスを改善するためにLONG/ LONG RAWデータをプリフェッチするように拡張されました。これを行うには、LONGデータ(MaxLargeData)の最大サイズをWindowsのレジストリで(DSNにレジストリ・キーMaxLargeDataを追加する必要もあります)、UNIXプラットフォームではodbc.iniファイルを手動でそれぞれ設定する必要があります。この機能拡張によって、ユーザーが設定するMaxLargeDataサイズに応じて、Oracle ODBCドライバのパフォーマンスが最大で10倍まで向上しました。MaxLargeDataのデフォルト値は0で、ユーザーが設定可能なMaxLargeDataの最大値は、64KB (65536バイト)です。MaxLargeDataが65536より大きい値に設定されている場合でも、フェッチされるデータは65536バイトのみになります。ユースがデータベースに65536バイトより大きいLONG/ LONG RAWデータを持つ場合、MaxLargeDataは0 (デフォルト値)に設定してください。これにより、単一の行のフェッチとなり、完全なLONGデータがフェッチされます。ユーザーが非ポーリング・モードでMaxLargeDataサイズより小さいバッファを渡す際に、データベースのLONGデータ・サイズがバッファ・サイズより大きい場合、データの切捨てエラーが発生します。(拡張リクエスト7006879)。
- Oracle ODBCドライバは、odbc.iniのUseOCIDescribeAnyオプションを使用してREF CURSORSを返す小さいパッケージのプロシージャへのコールをアプリケーションが頻繁に行う場合に、OCIDescribeAny()のコール(メタデータの取得が目的)をサポートするようになりました。UNIXプラットフォームでOCIDescribeAny()を使用するには、odbc.iniファイルでUseOCIDescribeAnyをT (TRUE)に設定し、WindowsではDSNのレジストリを使用してください。(拡張リクエスト7704827)。
ODBC 11.1.0.1.0
- 無効化ルール・ヒントのサポートが追加されました。Oracle ODBCドライバで、カタログAPIのルール・ヒントを使用するかどうか選択するオプションをユーザーが指定できるようになりました。この変更は、カタログAPIのODBCドライバのパフォーマンスを向上させるために行われました。このオプションのデフォルト値はTRUEで、これはルール・ヒントがカタログAPIでデフォルトで使用されないことを意味します。(Oracle Bug#4150034)。
- 数値をFLOATとしてバインドする機能のサポートが追加されました。列に浮動小数点データが含まれる場合にNUMBER列をFLOATとして列でバインドすることで、FLOATとしてのバインド変数を使用するクエリーの実行が高速化されます。(Oracle Bug#4608183)。
- 各セッションの文のキャッシュの提供および管理を行うOCI文のキャッシング機能に対するサポートが追加されました。OCI文のキャッシング・オプションのサポートを実装することで、ユーザーが同じ接続で同じ文を何度も解析する必要がある場合に、Oracle ODBCドライバのパフォーマンスが向上します。文のキャッシング・フラグのデフォルト値はFALSEです。
- 不要なメモリーの呼出しを保存して、ODBCドライバのパフォーマンスを向上させることにより、結果セット・キャッシュの動作が変更されました。
ODBC 10.2.0.1.0
- 名前付きパラメータのサポートが追加され、名前によってパラメータをバインドできるようになりました。Oracle ODBCドライバで、アプリケーションがプロシージャ・コールのストアド・プロシージャへのパラメータを名前によって指定できるようになりました。名前付きパラメータは、ストアド・プロシージャへのコールでのみ使用し、他のSQL文では使用しないでください。(Oracle Bug#3617324)
- パッケージに存在するストアド・プロシージャのメタデータを記述するための動作が変更されました。この変更は、ストアド・プロシージャ・コールでのODBCドライバのパフォーマンスを向上させるために行われました。ストアド・プロシージャがパッケージにあるときは、PL/SQLプロシージャを使用してメタデータが記述されます。(Oracle Bug#4030664)
- LinuxおよびSolarisプラットフォーム用のOracle ODBCドライバのサポートは、バージョン10.2.0.1で導入されます。リリース10.2.0.4からは、ODBCドライバはAIXプラットフォームにも対応するようになりました。
ODBC 10.1.0.2.0
- パラメータ・マーカーを持つINSERT/UPDATE文のNCHAR列へのサポートが追加されました。(Oracle Bug#2827132) 以前はドライバが、列がNCHAR型であることを認識せずに、OCIレベルでバインドする際に正しい属性の設定に失敗していました。 二次的に、SQLDescribeParamのコールによって、INSERT/UPDATE文のパラメータに有益な情報が返されるようになりました。ただし、他の文タイプではこれは機能しません。
- 4GBを超えるLOBのサポートが追加されました。 Oracleクライアントおよびデータベースの両方が、バージョンOracle 10g以上である必要があります。
- 10g以上のサーバーでは、新しいBINARY_FLOATおよびBINARY_DOUBLEデータ型へのサポートが追加されました。
- SQL文でのMONTHNAME関数とDAYNAME関数のサポートが追加されました。
機能
Oracle ODBCドライバは、Microsoft ODBCバージョン3.52の仕様に準拠しています。
ソフトウェアのサポート
使用しているOracle ODBCドライバについてOracleサポートを受けるには、オラクル社の営業担当、または最寄りのオラクル社営業所にご連絡いただくか、1-800-633-0738までお電話ください。アメリカ国外からの場合は、650-506-5701をご利用ください。必要なサポート契約がない場合、Oracle ODBCドライバのサポートが提供されませんのでご注意ください。
必要なソフトウェア
Oracle ODBCドライバは、次に対して認定されています。
- Windows OSバージョン: Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows 7、Windows 8、Windows Server 2012
- UNIXバージョン: Linux X86-64の32および64ビット・ポート、AIX5L,Solaris.Sparc64、Solaris X64、HPUX.IA64、ZLinux
Oracle Netクライアント12.1
Oracle 12.1とともに出荷されるOracle Universal Installer
サーバー・ソフトウェア要件
この項では、Oracle ODBCドライバによるODBC対応アプリケーションのサポートに必要なサーバー・ソフトウェアの一覧を記載します。
Oracle Server 10.2以上
必要なハードウェア
Oracle ODBCドライバには、上述の「必要なソフトウェア」項に記載されているとおりの認定されたWindowsプラットフォーム、および『ODBC UNIXプラットフォーム・ドライバREADME』に記載されているとおりのごく一部のUNIXプラットフォームでサポートされているシステム構成が必要です。
マトリックスのテスト
次の表に、ODBCドライバが認定を受けたWindows OSバージョンの概要を示します。
ドライバ・バージョン データベース・バージョン オペレーティング・システム
12.1.0.1 OCIでサポートされているとおり 上述の「必要なソフトウェア」項を参照
UNIXプラットフォームのマトリックスのテストについては、『ODBC UNIXプラットフォーム・ドライバREADME』を参照してください。
追加情報
1. インストール後
Microsoft(R) ODBC Administratorを使用して、Windows上でOracle ODBCドライバのデータ・ソースを構成してください。Oracle ODBCドライバのヘルプ・ファイルのデータ・ソースの構成の関する項を参照してください。UNIXクライアントの場合は、次の3番目のポイントを参照してください。
2. Oracle ODBCドライバの既知のソフトウェアの問題
- SQLSetStmtOption SQL_QUERY_TIMEOUTは、データベース・サーバーがWindows NT上で実行されている場合は機能しません。 回避策として、サーバーのsqlnet.oraでBREAK_POLL_SKIP=1と設定すると、問題が解決します。デフォルトでは、これは100に設定されており、データベースはODBCアプリケーションによって設定されたタイムアウトをチェックしません。
- SQLBindParameterがバッファをSQL_PARAM_INPUT_OUTPUTとしてバインドし、IN OUTパラメータを持つPL/SQLプロシージャを持っていて、パラメータがプロシージャで変更されない場合、ドライバはStrLen_or_IndPtrでSQL_NULL_DATAを返しません。
- Oracle ODBCドライバでは、SELECT SQL問合せでのキーセット・カーソルとCASE句の使用はサポートされません。
3. ODBC UNIXプラットフォーム・ドライバ
UNIXプラットフォームでOracle ODBCドライバを使用する場合は、『ODBC UNIXプラットフォーム・ドライバREADME』で設定手順を参照してください。
4. 修正されたソフトウェアの問題
注意: ほとんどの修正は、特定のプラットフォームで見られることはあっても一般的な内容です。プラットフォーム固有の修正も、わずかながらあります。
バージョン12.1.0.1.0
- 表が作成され、DBキャラクタ・セットでAL32UTF8として値が挿入された際、Oracle ODBCドライバからORA-1410が返され、その後SELECT文でアクセス違反が返されていました。(Oracle Bug#1013234)
- ODBCアプリケーションが実行され、巨大な数の行が2度目にフェッチされたが、2度目に列が再準備およびバインドされない場合に、ODBCドライバからORA-1002が返されていました。
- レコード・ビューMFCレコードセットの挿入時に、Oracle ODBCドライバからORA-932がスローされていました。(Oracle Bug#9952132)
- SQLFreeStmt() APIでSQL_RESET_PARAMSとともに使用された際、Oracle ODBCドライバからORA-1461またはアクセス違反が返されていました。(Oracle Bug#9903704)
- SQL_UPDATEパラメータでコールされる場合、Oracle ODBC関数SQLSetPos()は行ステータス・バッファの後の2バイトを上書きしていました(Oracle Bug#9764806)
- UNIXプラットフォームでSQL_ATTR_QUERY_TIMEOUT文オプションがゼロ以外の値に設定されている場合、Oracle ODBCドライバはタイムアウトしませんでした(Oracle Bug#9714490)
- クライアント側のキャラクタ・セットがAL32UTF8のアプリケーションがシングル・バイト・キャラクタ・セットのデータベースからデータを読み取ろうとした際、Oracle ODBCドライバからORA-1406が返されていました(Oracle Bug#8927110)
- UTF8 Oracle Databaseに11.2.0.1パッチ7を適用した後、Oracle ODBCドライバからORA-1410が返されていました(Oracle Bug#10422748)
- ODBCデータソース管理者はドロップダウン・ボックスに完全修飾サービス名を表示しませんでした(Oracle Bug#10236704)
- 'CREATE PROCEDURE'文にワイド文字'\r'が含まれていた場合、Oracle ODBCドライバは失敗していました。(Oracle Bug#14458246)
- DBパスワードの期限が切れた場合、Oracle ODBCドライバはパスワード変更ポップ・アップ・ウィンドウを繰り返しスローしていました。(Oracle Bug#10353128)
- マルチ・スレッド環境でODBCドライバがハング/クラッシュし、複数の接続/接続解除時にメモリー・リークが発生していました。(Oracle Bug#9850419)
- プロセスとの比較でスレッドのスケーラビリティ中に、Oracle ODBCドライバのSQLGetData() APIでより多くの時間がかかっていました。スレッド・バージョンのアプリケーションで、プロセスよりも多くの時間がかかっていました。(Oracle Bug#9835629)
- SQL_FETCH_NEXTオプションを指定したSQLFetchScroll() APIで、Oracle ODBCドライバがアクセス違反により失敗していました。(Oracle Bug#9578533)
- Oracle ODBCドライバから、CHAR列に対してSQLColumns() APIによって間違ったcolumns_sizeおよびbuffer_lengthが返されていました。(Oracle Bug#9414079)
- SQL_ROWSET_SIZEが残りの行より多い値に設定された場合、Oracle ODBCドライバからSQL_NO_DATA_FOUNDが返されていました。(Oracle Bug#9264668)
- MSアクセス表のデータのOracle表への転送時に、Oracle ODBCドライバがハングしていました。(Oracle Bug#8984021)
- 選択した行にNLS_LENGTH_SEMANTICS=CHARおよびAL32UTF8 DBキャラクタ・セットのマルチバイトの文字がさらにある場合に、Oracle ODBCドライバで戻りデータが切り捨てられていました。
バージョン11.2.0.2.0
- プロシージャを含むSQL ServerのEXEC文をパラメータを指定せずにEXECSyntax=Tに渡した際に、Oracle ODBCドライバが中断されていました(Oracle Bug#8393140)
- 64ビット環境で、ODBCドライバが間違った接頭辞長および接尾辞長を返していました(Oracle Bug#8429289)
- DMバージョンがSQL_OV_ODBC2に設定されている場合、AIX環境でのSQLConnect時にODBCドライバが失敗していました(Oracle Bug#8639577)
- UNIXバインド・タイプSQL_C_SLONGのSQLFetchScroll()時に64ビット環境で、ODBCアプリケーションが失敗していました(Oracle Bug#8735155)
- 選択した行にNLS_LENGTH_SEMANTICS=CHARおよびAL32UTF8キャラクタ・セットの組合せのマルチバイト・データがある場合、ODBCドライバでデータが切り捨てられていました(Oracle Bug#8771556)
- 文の実行時にSolaris sparc64でODBCドライバがクラッシュしていました(Oracle Bug#8775499)
- float型およびdouble型のデータのフェッチ時にHPUXIA64でODBCドライバがクラッシュしていました(Oracle Bug#8974909)
- MSアクセス表のデータのOracle表への転送中に、ODBCドライバがハングしていました(Oracle Bug#8984021)
- Windows 64ビットでSQLConfigDataSource() APIを使用してデータソースを追加中に、ODBCドライバがクラッシュしていました(Oracle Bug#9023338)
- Solarisでfloat型およびdouble型を処理中に、ODBCドライバがクラッシュしていました(Oracle Bug#9058381)
- ビッグ・エンディアン環境でアプリケーションが日付フィールドをSQL_C_WCHARにバインドする際に、ODBCドライバから不適切なデータが返されていました(Oracle Bug#9070694)
- UNIX 64ビット環境でSQLGetConnectAttr()を符号なしinitへのポインタとともに使用する際、ODBCアプリケーションがクラッシュしていました(Oracle Bug#9105601)
- UNIX 64ビット環境で、Oracle ODBCドライバがSQL_C_ULONG、SQL_C_SLONGおよびSQL_C_LONタイプの不適切なサイズをマップしていました(Oracle Bug#9463231)
- SQLの実行中にUnicode ODBCアプリケーションが失敗していました(Oracle Bug#9743383)
- TNS_ADMIN値がレジストリで環境変数としてではなく設定されている場合、ODBCデータソース管理者のODBCドライバ構成で、TNSサービス名のドロップダウン・リストにガベージ値が表示されていました(Oracle Bug#8796983)
- SQLROWSET_SIZEの値が残りの行よりも多い場合、ODBCドライバでno-data-foundが返されていました。SQLROWSET_SIZEが最初のフェッチ後の残りの行よりも多い値に設定されている場合、アプリケーションではno-data-foundが返されます(Oracle Bug#9264668)
バージョン11.2.0.1.0
- ODBCドライバが、Solaris上でSQLBindColに対して間違った長さを返していました(ポート固有)(Oracle Bug#7660125)
- ODBCドライバで、ストアド・プロシージャから結果セットが返されるときに、メモリー・リークが報告されました。(Oracle Bug#7586197)
- サイズが65536を超える場合に、ODBCがLONG RAWの更新に失敗しました(Oracle Bug#7585970)。
- MTSが有効な場合に、ODBCアプリケーションがNULLパスワード・エラーのために失敗していました(Oracle Bug#7509964)
- ストアド・プロシージャの実行直後に、ODBCドライバからアクセス違反が返されていました。(Oracle Bug#7458976)
- より多くの接続が作成されると、ODBCアプリケーションが停止していました。(Oracle Bug#7388606)
- NULLでない文字列が終了してSQLSetParm()がコールされると、ODBCアプリケーションがクラッシュしていました。(Oracle Bug#7011807)
- バルク操作に対してクエリーを実行した直後に、ODBCドライバでORA-24817が報告されていました。(Oracle Bug#6908070)
- リテラルでNLS文字を使用し、NLSの設定をNLS_LENGTH_SEMANTICS= CHAR , NLS_CHARACTERSET = AL32UTF8にしているときに、ODBCドライバからSQLGetData()で間違った長さおよびデータが返されていました。(Oracle Bug#6801797)
- 64ビット環境でデータをフェッチ中に、ODBCドライバがクラッシュしていました。(Oracle Bug#6801211)
- SQLDescribeParam()、SQLDescribeCol()、SQLColumns()、SQLGetTypeInfo()を使用中に、ODBCドライバで間違った型が表示されていました。(Oracle Bug#6598695)
- ODBCドライバがSQLGetStmtAttr()でクラッシュしていました。(Oracle Bug#6416638)
- Solaris SPARC上でキャッシュ・ブロックのメモリーが整列されていないときに、ODBCドライバでSIGBUSが報告されていました。(Oracle Bug#6411945)
- プロシージャのメタデータを記述する際に、ODBCドライバで[ORACLE][ODBC]メモリー割当てエラーが返されていました。(Oracle Bug#6085754)
- insert文の実行後にプロシージャを実行すると、ODBCドライバでエラーが報告されていました。(Oracle Bug#5961436)
- SQL文の前にSQL文型を指定しないなんらかの有効なトークンがあると、ODBCドライバで必ずORA-24374が報告されていました。(Oracle Bug#5383456)
- ODBCドライバでSQLExecute()の実行時に、同じエラー・メッセージが2回返されていました。(Oracle Bug#5222165)
- 行コメントを含むクエリーを実行すると、ODBCドライバでORA-24374が返されていました。(Oracle Bug#4743995)
バージョン11.1.0.1.0
- ストアド・プロシージャに入力パラメータとして大きいCLOBパラメータが含まれる場合に、ODBCドライバがストアド・プロシージャの出力パラメータの更新に失敗していました。(Oracle Bug#5365475)。
- ODBCドライバが10GBデータベースに接続する場合に、Doubleデータについて正しい切捨てを行っていませんでした(Oracle Bug#5389003)。
- ストアド・プロシージャに入力パラメータとして大きいCLOBパラメータが含まれる場合に、ODBCドライバがストアド・プロシージャの出力パラメータの更新に失敗していました(Oracle Bug#5365475)。
- UNICODE文字がクライアントにある場合に、ODBCドライバがCLOBデータを切り捨てていました。(Oracle Bug#5220440)。
- 読取り専用接続のデータに再度クエリーを実行すると、ODBCドライバで古いデータが返されていました。(Oracle Bug#5202103)。
- MFCアプリケーションがデータベースに対して再度クエリーを実行すると、ODBCドライバでora-1008が報告されていました。(Oracle Bug#5147229)。
- SQL_C_CHARに変換された数値をフェッチすると、ODBCドライバで間違ったデータが返されていました。(Oracle Bug#5128512)。
- ごく一部の列型に対して、ODBCドライバで正しい情報が返されませんでした。(Oracle Bug#5015342)。
- NCLOB列に対してSQLExecute()を2回実行すると、ODBCドライバでORA-12704が報告されていました。(Oracle Bug#4965677)。
- ADO/Excelアプリケーションの終了時に、ODBCドライバでクラッシュが報告されていました。(Oracle Bug#4893583)。
- SQLColumns()の後にSQLBindCol()を呼び出すと、ODBCドライバでデータ型として0が返されていました。この問題はSolarisプラットフォームでのみ発生しますが、この修正は一般的なものです。(Oracle Bug#4880062)。
- ODBCをアンインストールした後も、ODBC AdministratorでODBCエントリが表示されていました。(Oracle Bug#4761792)。
- ODBCドライバで、SQLFetchScroll()コールにより取得されたデータが切り捨てられていました。(Oracle Bug#4735799)。
- 多くのパラメータを持つストアド・プロシージャを実行する際に、ODBCドライバが原因でアプリケーションがクラッシュしていました。 (Oracle Bug#4727495)。
- UNIXODBC.ORGからのDMでエラーが報告されています。ドライバはSQLSETSTMTATTR()をサポートしていません。これはポート固有(Linux/Solaris)の不具合です。 (Oracle Bug#4710548)。
- フェイルオーバーの発生時に、ODBCドライバで未定義の記号'SLEEP'が報告されていました。(Oracle Bug#4698310)。
- バインド・オフセットを使用してNULLデータを挿入する際に、ODBCドライバでクラッシュが報告されていました。(Oracle Bug#4694220)。
- 配列バインドのあるストアド・プロシージャが実行される場合、ODBCドライバが属性SQL_ATTR_PARAMS_PROCESSED_PTRに対応する値を正しく設定していませんでした。(Oracle Bug#4690201)。
- ストアド・プロシージャからVarcharsの配列を返す場合に、ODBCドライバでクラッシュが報告されていました。(Oracle Bug#4690147)。
- ストアド・プロシージャにREF CURSOR変数が含まれる場合に、ODBCドライバが完全な結果セットを出力していました。(Oracle Bug#4624776)。
- REF CURSORパラメータを含むストアド・プロシージャを実行すると、ODBCドライバでエラーが報告されていました。(Oracle Bug#4622561)。
- ODBCドライバで、FLOATデータを含むNUMBER列からのデータのフェッチに時間がかかっていました。(Oracle Bug#4608183)。
- ODBCドライバで、SQLProcedures() APIに対して重複する結果が返されていました。(Oracle Bug#4565416)。
- REFカーソルを含むストアド・プロシージャについて、ODBCドライバでメモリー・リークが報告されていました。(Oracle Bug#4551675)。
- 精度の大きい数値をビューから選択して計算する際に、ODBCドライバでora-1406が返されていました。(Oracle Bug#4546618)。
- マルチスレッド化されたアプリケーションでクエリーを実行する際に、ODBCドライバでクラッシュが報告されていました。(Oracle Bug#4519067)。
- 日本語環境でODBC Administratorが英語のODBCヘルプを呼び出していました。(Oracle Bug#4506552)。
- Long文字列に開始部分にCRLFコードが含まれている場合に、ODBCドライバで「入力文字列が長すぎます。上限は4096です」というエラーが報告されていました(Oracle Bug#4371966)。
- インスタント・クライアント環境下でヘルプ・ファイルを開くときに、ODBC Administratorが失敗していました。(Oracle Bug#4309867)。
- ODBCドライバで、OUTパラメータとしてNCLOBを持つストアド・プロシージャに対して正しくないデータが返されていました。(Oracle Bug#4235212)。
- ODBCカタログ機能の実行に時間が長くかかっていました。(Oracle Bug#4150034)。
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