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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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7.168 V$ENCRYPTION_WALLET

V$ENCRYPTION_WALLETは、透過的データ暗号化に使用されるウォレットのステータスと場所に関する情報を示します。

データ型 説明

WRL_TYPE

VARCHAR2(20)

ウォレット・リソース・ロケータのタイプ(FILEなど)

WRL_PARAMETER

VARCHAR2(4000)

ウォレット・リソース・ロケータのパラメータ(たとえば、WRL_TYPE = FILEの場合はウォレットまたはキーストアの絶対ディレクトリの場所)

STATUS

VARCHAR2(30)

ウォレットのステータス

  • CLOSED

  • NOT_AVAILABLE

  • OPEN

  • OPEN_NO_MASTER_KEY

  • OPEN_UNKNOWN_MASTER_KEY_STATUS

WALLET_TYPE

VARCHAR2(20)

使用されるキーストアのタイプ(HSMまたはSOFTWARE_KEYSTORE)が表示される。

キーストアがmkstoreユーティリティで作成された場合、WALLET_TYPEUNKNOWNになる。

WALLET_ORDER

VARCHAR2(9)

構成されているウォレットが1つしかない場合、この列の値はSINGLEになる。

複数のウォレットが構成されている場合、この列の値はウォレットがプライマリ(現在のマスター・キーを保持)かセカンダリ(古いキーを保持)かを示す。マスター・キーの参照は、最初にプライマリ・キーストアで行われ、必要であれば次にセカンダリ・キーストアで行われる。

可能な値は次のとおり。

  • PRIMARY

  • SECONDARY

一方のタイプのキーストア(ハードウェア・セキュリティ・モジュールまたはソフトウェア・キーストア)しか使用されていない場合は、PRIMARYが表示される。

両方のタイプが使用されている場合は、この列の値は各キーストアの参照順序を示す。

FULLY_BACKED_UP

VARCHAR2(9)

キーストア内のすべてのキーがバックアップされているかどうかを示す。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID