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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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8.11 V$IO_OUTLIER

V$IO_OUTLIERは、完了までに長時間(500ミリ秒より長く)かかったI/Oに対応するエントリを示します。このビューを使用して、記憶域サブシステムによるディスクI/O要求の処理で遅延が発生している場合があるかどうかを確認します。

データ型 説明

FUNCTION_NAME

VARCHAR2(18)

遅延したI/OのI/O関数名

IO_SIZE

NUMBER

I/Oのサイズ(バイト)

WAIT_EVENT

VARCHAR2(64)

I/Oの追跡に使用された待機イベント名

FILE_NAME

VARCHAR2(513)

I/Oの対象となったファイルの名前

IO_LATENCY

NUMBER

I/Oの完了にかかる時間(ミリ秒)。

DISK1_NAME

VARCHAR2(255)

Oracle ASMの場合は、最初にI/Oが発行されたディスクの名前

DISK1_LATENCY

NUMBER

最初のディスクで検出された待機時間(ミリ秒)

DISK2_NAME

VARCHAR2(255)

Oracle ASMの場合は、2番目にI/Oが発行されたディスクの名前

DISK2_LATENCY

NUMBER

2番目のディスクで検出された待機時間(ミリ秒)

DISK3_NAME

VARCHAR2(255)

Oracle ASMの場合は、3番目にI/Oが発行されたディスクの名前

DISK3_LATENCY

NUMBER

3番目のディスクで検出された待機時間(ミリ秒)

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

関連項目: