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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.20 BACKGROUND_DUMP_DEST

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

BACKGROUND_DUMP_DEST = { pathname | directory }

デフォルト値

オペレーティング・システム依存

変更可能

ALTER SYSTEM

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

有効なローカル・パス、ディレクトリまたはディスク

基本

いいえ

注意:

BACKGROUND_DUMP_DESTパラメータは、Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.1)では非推奨です。

BACKGROUND_DUMP_DESTには、Oracleの操作中に、バックグラウンド・プロセス(LGWR、DBWnなど)のデバッグ・トレース・ファイルが書き込まれる(ディレクトリまたはディスクの)パス名を指定します。

BACKGROUND_DUMP_DESTで指定したディレクトリのアラート・ログには、重要なデータベース・イベントおよびメッセージが記録されます。データベースのインスタンスまたはグローバル・データベースに影響するすべての処理は、このファイルに記録されます。アラート・ログは通常のテキスト・ファイルです。ファイル名はオペレーティング・システムによって異なります。複数インスタンスをサポートするプラットフォームの場合、そのファイル名はalert_sid.logという構成になります(sidはシステム識別子)。このファイルの拡張速度は速くありませんが、サイズは無限に拡張するため、定期的にファイルを削除する必要がある場合もあります。このファイルは、データベースの実行中でも削除できます。

注意:

このパラメータは、Oracle Database 11gリリース1 (11.1)に導入された診断機能インフラストラクチャによって無視されます。この診断機能インフラストラクチャでは、DIAGNOSTIC_DEST初期化パラメータによって制御される場所にトレース・ファイルおよびコア・ファイルが配置されます。

関連項目:

  • DIAGNOSTIC_DEST初期化パラメータの詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

  • サーバー・プロセス・トレース・ファイルの接続先設定の詳細は、USER_DUMP_DESTを参照してください。