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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.127 LARGE_POOL_SIZE

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

大整数

構文

LARGE_POOL_SIZE = integer [K | M | G]

デフォルト値

SGA_TARGETが設定されているが、LARGE_POOL_SIZEに値が指定されていない場合のデフォルト値は0 (Oracle Databaseによって内部で決定される)。LARGE_POOL_SIZEが指定されている場合は、ユーザー指定の値がメモリー・プールの最小値を示す。

SGA_TARGETが設定されていない場合、PARALLEL_AUTOMATIC_TUNINGFALSEに設定されている場合は、デフォルトは0

それ以外の場合は、PARALLEL_MAX_SERVERSPARALLEL_THREADS_PER_CPUSHARED_SERVERSおよびDBWR_IO_SLAVESの値から導出される。

この方法で導出される値には、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ファイルに使用される要件が考慮されない。一般的なガイドラインとして、Oracle ASMを使用するデータベース・インスタンスのSGAのサイズに600Kを追加する。

変更可能

ALTER SYSTEM

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

最小値: グラニュル・サイズ

最大値: オペレーティング・システム依存

基本

いいえ

LARGE_POOL_SIZEには、ラージ・プールの割当てヒープのサイズをバイト単位で指定します。ラージ・プールの割当てヒープは、セッション・メモリーの共有サーバー・システム、メッセージ・バッファのパラレル実行およびディスクI/Oバッファのバックアップ・プロセスが使用します。パラレル実行は、SGA_TARGETが設定されているか、PARALLEL_AUTOMATIC_TUNINGTRUEに設定されている場合のみ、ラージ・プールからバッファを割り当てます。

注意:

デフォルト値を導出したとき、SHARED_SERVERSが構成されている場合、共有サーバーに各セッション当たり250KBが加えられます。最終導出値は、バックアップI/Oバッファのポート固有のメモリー容量が含まれます。導出されたデフォルト値の合計は、大きすぎて割当てができないか、またはパフォーマンス問題の原因になる可能性があります。この場合、LARGE_POOL_SIZEにデータベースが起動できるように十分な小さい数を設定します。

このパラメータの値は、数値で指定します。オプションで数値の後にKまたはMを付けて、それぞれKBまたはMBを指定できます。KまたはMを指定しない場合、数値はバイトとして扱われます。

関連項目:

このパラメータの設定の詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。