プロパティ | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
整数 |
デフォルト値 |
|
変更可能 |
|
PDBで変更可能 |
はい |
値の範囲 |
|
基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
複数インスタンスには、異なる値を指定可能。 |
JOB_QUEUE_PROCESSES
には、DBMS_JOB
ジョブおよびOracle Scheduler(DBMS_SCHEDULER
)ジョブの実行用に作成可能な、インスタンスごとのジョブ・スレーブの最大数を指定します。DBMS_JOB
およびOracle Schedulerは同じジョブ・コーディネータとジョブ・スレーブを共有し、いずれもJOB_QUEUE_PROCESSES
パラメータによって制御されます。
JOB_QUEUE_PROCESSES
の値を0(ゼロ)に設定すると、DBMS_JOB
ジョブおよびOracle Schedulerジョブはそのインスタンス上で実行されません。
JOB_QUEUE_PROCESSES
を1
から1000
の範囲の値に設定した場合は、DBMS_JOB
ジョブおよびOracle Schedulerジョブが実行されます。Oracle Schedulerジョブ用に作成されるジョブ・スレーブの実際の数は、使用可能なリソース、リソース・マネージャ設定、現在実行中のジョブなどの複数の要因に応じて、スケジューラにより自動チューニングされます。ただし、インスタンス上でDBMS_JOB
ジョブおよびOracle Schedulerジョブを実行しているジョブ・スレーブの合計数が、そのインスタンスのJOB_QUEUE_PROCESSES
の値を超えることはできません。
アドバンスト・レプリケーションでは、データ・リフレッシュにOracle Schedulerが使用されます。Oracle Streamsアドバンスト・キューイングでは、メッセージ伝播にOracle Schedulerが使用されます。マテリアライズド・ビューでは、自動リフレッシュにOracle Schedulerが使用されます。JOB_QUEUE_PROCESS
を0に設定することにより、これらの機能および、Oracle SchedulerまたはDBMS_JOB
を使用するその他の機能がすべて無効になります。
関連項目:
DBMS_SCHEDULER
パッケージの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。
マテリアライズド・ビュー管理の詳細は、『Oracle Databaseアドバンスト・レプリケーション』および『Oracle Databaseデータ・ウェアハウス・ガイド』を参照してください。
ジョブ・キュー・プロセスの詳細は、『Oracle Databaseアドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
スケジューラ・ジョブ・プロセスの最大数の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。