座標系ファンクションおよびプロシージャは、Oracle Spatial and Graphで提供される表とビューの情報を使用します。この表とビューはMDSYSスキーマの一部ですが、パブリック・シノニムが定義されているため、表およびビューの名前の前にMDSYS.を指定する必要はありません。この表とビューの定義およびデータは、EPSGのデータ・モデルとデータセットに基づいています(「EPSGモデルとSpatial and Graph」を参照)。
座標系の表は、いくつかの一般的なカテゴリに分類されます。
座標系の一般的な情報: SDO_COORD_SYS、SDO_COORD_REF_SYS
座標系定義の要素または様相: SDO_DATUMS、SDO_ELLIPSOIDS、SDO_PRIME_MERIDIANS
データ変換のサポート: SDO_COORD_OPS、SDO_COORD_OP_METHODS、SDO_COORD_OP_PARAM_USE、SDO_COORD_OP_PARAM_VALS、SDO_COORD_OP_PARAMS、SDO_COORD_OP_PATHS、SDO_PREFERRED_OPS_SYSTEM、SDO_PREFERRED_OPS_USER
座標系定義に関連する他の項目: SDO_COORD_AXES、SDO_COORD_AXIS_NAMES、SDO_UNITS_OF_MEASURE
座標系の表と同じビューまたはサブセットのビューがいくつか提供されています。
SDO_COORD_REF_SYSTEM: このビューには、SDO_COORD_REF_SYS表と同じ列が含まれています。挿入、更新、削除の操作を行う場合は、COORD_REF_SYS表ではなく、SDO_COORD_REF_SYSTEMビューを使用してください。
SDO_DATUMSのサブセット(DATUM_TYPE列の値を基に選択): SDO_DATUM_ENGINEERING、SDO_DATUM_GEODETIC、SDO_DATUM_VERTICAL。
SDO_COORD_REF_SYSのサブセット(COORD_REF_SYS_KIND列の値を基に選択): SDO_CRS_COMPOUND、SDO_CRS_ENGINEERING、SDO_CRS_GEOCENTRIC、SDO_CRS_GEOGRAPHIC2D、SDO_CRS_GEOGRAPHIC3D、SDO_CRS_PROJECTED、SDO_CRS_VERTICAL。
この項の残りの大半を使用して、これらの表とビューをアルファベット順に説明します。(列の説明の多くは、EPSGの説明の翻案または転載です。)「座標系の表とビューとの関係」では表とビューの関係を説明し、EPSGの表名とそれらの表に対応するOracle Spatial and Graphの名前を示します。「EPSGベースの座標系に関する情報の検索」では、EPSGベースの座標系に関する情報の検索方法を説明し、いくつかの例を紹介します。
Spatial and Graphでは、この項の表とビューの他に、レガシー表もいくつか提供しています(その表の定義とデータは、以前のリリースで使用されていた特定のSpatial and Graphシステム表と対応しています)。レガシー表の説明は、「レガシー表およびビュー」を参照してください。
注意:
座標系のサポートに使用されるすべての表およびビューでは、Oracleが提供するどのような情報も変更または削除しないでください。
ユーザー定義の座標系を作成する場合は、「ユーザー定義の座標参照系の作成」を参照してください。
SDO_COORD_AXES表には、座標系の軸の定義ごとに1つの行が含まれます。この表に含まれる列を、表6-1に示します。
表6-1 SDO_COORD_AXES表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
COORD_SYS_ID |
NUMBER(10) |
この軸が適用される座標系のID番号です。 |
COORD_AXIS_NAME_ID |
NUMBER(10) |
座標系の軸名のID番号です。SDO_COORD_AXIS_NAMES表(「SDO_COORD_AXIS_NAMES表」を参照)のCOORD_AXIS_NAME_ID列の値と一致します。例: |
COORD_AXIS_ORIENTATION |
VARCHAR2(24) |
座標系軸の方位の向きです。例: |
COORD_AXIS_ABBREVIATION |
VARCHAR2(24) |
座標系軸の方位の略称です。例: |
UOM_ID |
NUMBER(10) |
軸に関連付けられている測定単位のID番号です。SDO_UNITS_OF_MEASURE表(「SDO_UNITS_OF_MEASURE表」を参照)のUOM_ID列の値と一致します。 |
ORDER |
NUMBER(5) |
座標系内のこの軸の位置です(1、2または3)。 |
SDO_COORD_AXIS_NAMES表には、座標系の定義で使用可能な軸ごとに1つの行が含まれます。この表に含まれる列を、表6-2に示します。
表6-2 SDO_COORD_AXIS_NAMES表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
COORD_AXIS_NAME_ID |
NUMBER(10) |
座標軸の名前のID番号です。例: |
COORD_AXIS_NAME |
VARCHAR2(80) |
座標軸の名前です。例: |
SDO_COORD_OP_METHODS表には、座標系の変換メソッドごとに1つの行が含まれます。この表に含まれる列を、表6-3に示します。
表6-3 SDO_COORD_OP_METHODS表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
COORD_OP_METHOD_ID |
NUMBER(10) |
座標系の変換メソッドのID番号です。例: |
COORD_OP_METHOD_NAME |
VARCHAR2(50) |
メソッドの名前です。例: |
LEGACY_NAME |
VARCHAR2(50) |
レガシーWKT文字列でのこの変換メソッドの名前です。この名前は、EPSGで使用される名前と構文が異なる場合があります。 |
REVERSE_OP |
NUMBER(1) |
各パラメータ値の符号を逆にすることで(現在のターゲット座標系からソース座標系への)逆変換が実現できる場合は |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
この情報のソースです。例: |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供している組織です。例: |
IS_IMPLEMENTED_FORWARD |
NUMBER(1) |
順方向操作が実行される場合は |
IS_IMPLEMENTED_REVERSE |
NUMBER(1) |
逆方向操作が実行される場合は |
SDO_COORD_OP_PARAM_USE表には、使用可能な変換メソッドと変換操作パラメータの組合せごとに1つの行が含まれます。この表に含まれる列を、表6-4に示します。
表6-4 SDO_COORD_OP_PARAM_USE表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
COORD_OP_METHOD_ID |
NUMBER(10) |
座標系の変換メソッドのID番号です。COORD_OP_METHODS表(「SDO_COORD_OP_METHODS表」を参照)のCOORD_OP_METHOD_ID列の値と一致します。 |
PARAMETER_ID |
NUMBER(10) |
変換操作のパラメータのID番号です。SDO_COORD_OP_PARAMS表(「SDO_COORD_OP_PARAMS表」を参照)のPARAMETER_ID列の値と一致します。 |
LEGACY_PARAM_NAME |
VARCHAR2(80) |
パラメータのOpen GeoSpatial Consortium (OGC)名です。 |
SORT_ORDER |
NUMBER(5) |
このメソッドにおける一連のパラメータのうち、このパラメータの位置を示す番号です。例: |
PARAM_SIGN_REVERSAL |
VARCHAR2(3) |
各パラメータ値の符号を逆にすることで(現在のターゲット座標系からソース座標系への)逆変換が実現できる場合は |
SDO_COORD_OP_PARAM_VALS表には、座標系の各変換メソッドのパラメータ値に関する情報が含まれます。この表に含まれる列を、表6-5に示します。
表6-5 SDO_COORD_OP_PARAM_VALS表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
COORD_OP_ID |
NUMBER(10) |
座標変換操作のID番号です。SDO_COORD_OPS表(「SDO_COORD_OPS表」を参照)のCOORD_OP_ID列の値と一致します。 |
COORD_OP_METHOD_ID |
NUMBER(10) |
座標操作メソッドのIDです。この値は、SDO_COORD_OP_METHODS表(「SDO_COORD_OP_METHODS表」を参照)のCOORD_OP_METHOD_ID値と一致する必要があります。 |
PARAMETER_ID |
NUMBER(10) |
変換操作のパラメータのID番号です。SDO_COORD_OP_PARAMS表(「SDO_COORD_OP_PARAMS表」を参照)のPARAMETER_ID列の値と一致します。 |
PARAMETER_VALUE |
FLOAT(49) |
この操作のパラメータの値です。 |
PARAM_VALUE_FILE_REF |
VARCHAR2(254) |
値のデータが含まれている(元のEPSGデータベースに指定された)ファイルの名前です(パラメータ値が1つでは不十分な場合)。 |
PARAM_VALUE_FILE |
CLOB |
PARAM_VALUE_FILE_REF列で指定されたASCII形式のファイルの内容です。格子ファイルのパラメータ(NADCON、NTv2および高さの変換(Geographic3DからGeographic2D+GravityRelatedHeight))にのみ使用されます。 |
PARAM_VALUE_XML |
XMLTYPE |
PARAM_VALUE_FILE_REF列で指定されたファイルの内容のXML表現です。(オプション、現在はドキュメントにのみ使用。) |
UOM_ID |
NUMBER(10) |
操作に関連付けられている測定単位のID番号です。SDO_UNITS_OF_MEASURE表(「SDO_UNITS_OF_MEASURE表」を参照)のUOM_ID列の値と一致します。 |
SDO_COORD_OP_PARAMS表には、変換操作で使用可能なパラメータごとに1つの行が含まれます。この表に含まれる列を、表6-6に示します。
表6-6 SDO_COORD_OP_PARAMS表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
PARAMETER_ID |
NUMBER(10) |
パラメータのID番号です。例: |
PARAMETER_NAME |
VARCHAR2(80) |
操作の名前。例: |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
この情報のソースです。例: |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供している組織です。例: |
SDO_COORD_OP_PATHS表には、連結操作の最小単位の手順ごとに1つの行が含まれます。この表に含まれる列を、表6-7に示します。
表6-7 SDO_COORD_OP_PATHS表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
CONCAT_OPERATION_ID |
NUMBER(10) |
連結操作のID番号です。この値は、COORD_OP_TYPE値が |
SINGLE_OPERATION_ID |
NUMBER(10) |
連結操作内のこの手順(最小単位の操作)に対応する1つの座標操作のID番号です。この値は、SDO_COORD_OPS表(「SDO_COORD_OPS表」を参照)のCOORD_OP_ID値と一致する必要があります。 |
SINGLE_OP_SOURCE_ID |
NUMBER(10) |
この手順の1つの座標操作に対するソースの座標参照系のID番号です。この値は、SDO_COORD_REF_SYS表(「SDO_COORD_REF_SYS表」を参照)のSRID値と一致する必要があります。 |
SINGLE_OP_TARGET_ID |
NUMBER(10) |
この手順の1つの座標操作に対するターゲットの座標参照系のID番号です。この値は、SDO_COORD_REF_SYS表(「SDO_COORD_REF_SYS表」を参照)のSRID値と一致する必要があります。 |
OP_PATH_STEP |
NUMBER(5) |
この連結操作内のこの手順(最小単位の操作)の順序番号です。 |
SDO_COORD_OPS表には、座標系間の変換操作ごとに1つの行が含まれます。この表に含まれる列を、表6-8に示します。
表6-8 SDO_COORD_OPS表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
COORD_OP_ID |
NUMBER(10) |
座標変換操作のID番号です。例: |
COORD_OP_NAME |
VARCHAR2(80) |
操作の名前。例: |
COORD_OP_TYPE |
VARCHAR2(24) |
操作のタイプ。 |
SOURCE_SRID |
NUMBER(10) |
変換を実行する際の変換元の座標系のSRIDです。例: |
TARGET_SRID |
NUMBER(10) |
変換を実行する際の変換先の座標系のSRIDです。例: |
COORD_TFM_VERSION |
VARCHAR2(24) |
EPSGによって座標変換に割り当てられた名前です。例: |
COORD_OP_VARIANT |
NUMBER(5) |
COORD_OP_METHOD_IDに指定されている一般的なメソッドの変数です。例: |
COORD_OP_METHOD_ID |
NUMBER(10) |
座標操作メソッドのIDです。この値は、SDO_COORD_OP_METHODS表(「SDO_COORD_OP_METHODS表」を参照)のCOORD_OP_METHOD_ID値と一致する必要があります。1つのメソッドを複数の操作で使用できます。例: |
UOM_ID_SOURCE_OFFSETS |
NUMBER(10) |
ソース座標系のオフセットの測定単位のID番号です。SDO_UNITS_OF_MEASURE表(「SDO_UNITS_OF_MEASURE表」を参照)のUOM_ID列の値と一致します。 |
UOM_ID_TARGET_OFFSETS |
NUMBER(10) |
ターゲット座標系のオフセットの測定単位のID番号です。SDO_UNITS_OF_MEASURE表(「SDO_UNITS_OF_MEASURE表」を参照)のUOM_ID列の値と一致します。 |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
この情報のソースです。例: |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供している組織です。例: |
SHOW_OPERATION |
NUMBER(3) |
(現在は使用されていません) |
IS_LEGACY |
VARCHAR2(5) |
操作が、リリース2 (10.2)より前のOracle Spatialに含まれていた場合はTRUE、Oracle Spatialリリース2 (10.2)で新設された場合はFALSEです。 |
LEGACY_CODE |
NUMBER(10) |
EPSG座標変換操作と同じ意味を持つレガシー操作が(リリース2(10.2)より前のOracle Spatialに)存在する場合は、そのレガシー座標変換操作のCOORD_OP_ID値です。 |
REVERSE_OP |
NUMBER(1) |
各パラメータ値の符号を逆にすることで(現在のターゲット座標系からソース座標系への)逆変換が実現可能と定義されている場合は |
IS_IMPLEMENTED_FORWARD |
NUMBER(1) |
順方向操作が実行される場合は |
IS_IMPLEMENTED_REVERSE |
NUMBER(1) |
逆方向操作が実行される場合は |
SDO_COORD_REF_SYS表には、座標参照系ごとに1つの行が含まれます。この表に含まれる列を、表6-9に示します。(SDO_COORD_REF_SYS表は、EPSG座標参照系の表を基にしています。)
注意:
挿入、更新、削除の各操作を実行する場合は、SDO_COORD_REF_SYSTEMビューで実行する必要があり、このビューには、SDO_COORD_REF_SYS表と同じ列が含まれています。SDO_COORD_REF_SYSTEMビューの説明は、「SDO_COORD_REF_SYSTEMビュー」を参照してください。
表6-9 SDO_COORD_REF_SYS表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
SRID |
NUMBER(10) |
座標参照系のID番号です。例: |
COORD_REF_SYS_NAME |
VARCHAR2(80) |
座標参照系の名前です。例: |
COORD_REF_SYS_KIND |
VARCHAR2(24) |
座標系のカテゴリです。例: |
COORD_SYS_ID |
NUMBER(10) |
座標参照系で使用される座標系のID番号です。この値は、SDO_COORD_SYS表(「SDO_COORD_SYS表」を参照)のCOORD_SYS_ID値と一致する必要があります。 |
DATUM_ID |
NUMBER(10) |
座標参照系で使用されるデータのID番号です。投影座標系の場合はNULLです。測地座標系の場合は、SDO_DATUMS表(「SDO_DATUMS表」を参照)のDATUM_ID値と一致する必要があります。例: |
GEOG_CRS_DATUM_ID |
NUMBER(10) |
座標参照系で使用されるデータのID番号です。投影座標系の場合は、その投影座標系の基になっている測地座標系のDATUM_ID値(「SDO_DATUMS表」のSDO_DATUMS表を参照)と一致する必要があります。測地座標系の場合は、DATUM_ID値と一致する必要があります。例: |
SOURCE_GEOG_SRID |
NUMBER(10) |
投影座標系の場合は、関連付けられている測地座標系のID番号です。 |
PROJECTION_CONV_ID |
NUMBER(10) |
投影座標参照系の場合は、その投影座標系とソース地理座標系との間の変換に使用する変換操作のCOORD_OP_ID値です。 |
CMPD_HORIZ_SRID |
NUMBER(10) |
(EPSGによって割り当てられた値で、Oracle Spatial and Graphでは使用しません。EPSGの説明は、「複合CRSの水平要素のコード(複合CRSの場合のみ)」です。) |
CMPD_VERT_SRID |
NUMBER(10) |
(EPSGによって割り当てられた値で、Oracle Spatial and Graphでは使用しません。EPSGの説明は、「複合CRSの垂直要素のコード(複合CRSの場合のみ)」です。) |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
座標系定義の提供元です(Oracleによって提供される行はすべて |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供した組織です(Oracle以外の場合)。 |
IS_LEGACY |
VARCHAR2(5) |
座標系定義が、リリース2 (10.2)より前のOracle Spatialに含まれていた場合は |
LEGACY_CODE |
NUMBER(10) |
EPSG座標参照系と同じ意味を持つレガシー座標系が(リリース2(10.2)より前のOracle Spatialに)存在する場合は、そのレガシー座標系のSRID値です。 |
LEGACY_WKTEXT |
VARCHAR2(2046) |
IS_LEGACYが |
LEGACY_CS_BOUNDS |
SDO_GEOMETRY |
レガシー座標系の場合は、次元境界です(存在する場合)。 |
IS_VALID |
VARCHAR2(5) |
座標参照系のEPSGレコードの定義が完全な場合は |
SUPPORTS_SDO_GEOMETRY |
VARCHAR2(5) |
COORD_REF_SYS_KIND列に |
COORD_REF_SYS_KIND列の値に基づいて定義される次のビューも参照してください。
SDO_CRS_COMPOUND (SDO_CRS_COMPOUNDビュー)
SDO_CRS_ENGINEERING (SDO_CRS_ENGINEERINGビュー)
SDO_CRS_GEOCENTRIC (SDO_CRS_GEOCENTRICビュー)
SDO_CRS_GEOGRAPHIC2D (SDO_CRS_GEOGRAPHIC2Dビュー)
SDO_CRS_GEOGRAPHIC3D (SDO_CRS_GEOGRAPHIC3Dビュー)
SDO_CRS_PROJECTED (SDO_CRS_PROJECTEDビュー)
SDO_CRS_VERTICAL (SDO_CRS_VERTICALビュー)
SDO_COORD_REF_SYSTEMビューには、SDO_COORD_REF_SYS表(「SDO_COORD_REF_SYS表」を参照)と同じ列が含まれています。ただし、SDO_COORD_REF_SYSTEMビューには、トリガーが定義されており、このビューに対して挿入、更新または削除操作が実行されると、関連するすべてのSpatial and Graphシステム表に対して、適切な操作が実行されます。
したがって、挿入、更新または削除操作を実行する場合は、SDO_COORD_REF_SYS表に対してではなく、SDO_COORD_REF_SYSTEMビューに対して実行する必要があります。
SDO_COORD_SYS表には、座標系に関する情報を持つ行が含まれます。この表に含まれる列を、表6-10に示します。(SDO_COORD_SYS表は、EPSG座標参照系の表を基にしています。EPSG座標参照系の表では、座標系が「再利用可能な軸のペア」と表現されています。)
表6-10 SDO_COORD_SYS表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
COORD_SYS_ID |
NUMBER(10) |
座標系のID番号です。例: |
COORD_SYS_NAME |
VARCHAR2(254) |
座標系の名前です。例: |
COORD_SYS_TYPE |
VARCHAR2(24) |
座標系の種類です。例: |
DIMENSION |
NUMBER(5) |
座標系によって表現される次元の数です。 |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
この情報のソースです。 |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(50) |
このレコードのデータを提供している組織です。 |
SDO_CRS_COMPOUNDビューに含まれている情報は、COORD_REF_SYS_KIND列の値がCOMPOUND
のSDO_COORD_REF_SYS表(「SDO_COORD_REF_SYS表」を参照)の情報です。(複合座標参照系については、「複合座標参照系」を参照してください。)このビューに含まれる列を、表6-11に示します。
表6-11 SDO_CRS_COMPOUNDビュー
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
SRID |
NUMBER(10) |
座標参照系のID番号です。 |
COORD_REF_SYS_NAME |
VARCHAR2(80) |
座標参照系の名前です。 |
CMPD_HORIZ_SRID |
NUMBER(10) |
(EPSGによって割り当てられた値で、Oracle Spatial and Graphでは使用しません。EPSGの説明は、「複合CRSの水平要素のコード(複合CRSの場合のみ)」です。) |
CMPD_VERT_SRID |
NUMBER(10) |
(EPSGによって割り当てられた値で、Oracle Spatial and Graphでは使用しません。EPSGの説明は、「複合CRSの垂直要素のコード(複合CRSの場合のみ)」です。) |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
座標系定義の提供元です(Oracleによって提供される行はすべて |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供した組織です(Oracle以外の場合)。 |
SDO_CRS_ENGINEERINGビューに含まれている情報は、COORD_REF_SYS_KIND列の値がENGINEERING
のSDO_COORD_REF_SYS表(「SDO_COORD_REF_SYS表」を参照)の情報です。このビューに含まれる列を、表6-12に示します。
表6-12 SDO_CRS_ENGINEERINGビュー
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
SRID |
NUMBER(10) |
座標参照系のID番号です。 |
COORD_REF_SYS_NAME |
VARCHAR2(80) |
座標参照系の名前です。 |
COORD_SYS_ID |
NUMBER(10) |
座標参照系で使用される座標系のID番号です。この値は、SDO_COORD_SYS表(「SDO_COORD_SYS表」を参照)のCOORD_SYS_ID値と一致する必要があります。 |
DATUM_ID |
NUMBER(10) |
座標参照系で使用されるデータのID番号です。この値は、SDO_DATUMS表(「SDO_DATUMS表」を参照)のDATUM_ID値と一致する必要があります。 |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
座標系定義の提供元です(Oracleによって提供される行はすべて |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供した組織です(Oracle以外の場合)。 |
SDO_CRS_GEOCENTRICビューに含まれている情報は、COORD_REF_SYS_KIND列の値がGEOCENTRIC
のSDO_COORD_REF_SYS表(「SDO_COORD_REF_SYS表」を参照)の情報です。このビューに含まれる列を、表6-13に示します。
表6-13 SDO_CRS_GEOCENTRICビュー
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
SRID |
NUMBER(10) |
座標参照系のID番号です。 |
COORD_REF_SYS_NAME |
VARCHAR2(80) |
座標参照系の名前です。 |
COORD_SYS_ID |
NUMBER(10) |
座標参照系で使用される座標系のID番号です。この値は、SDO_COORD_SYS表(「SDO_COORD_SYS表」を参照)のCOORD_SYS_ID値と一致する必要があります。 |
DATUM_ID |
NUMBER(10) |
座標参照系で使用されるデータのID番号です。この値は、SDO_DATUMS表(「SDO_DATUMS表」を参照)のDATUM_ID値と一致する必要があります。 |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
座標系定義の提供元です(Oracleによって提供される行はすべて |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供した組織です(Oracle以外の場合)。 |
SDO_CRS_GEOGRAPHIC2Dビューに含まれている情報は、COORD_REF_SYS_KIND列の値がGEOGRAPHIC2D
のSDO_COORD_REF_SYS表(「SDO_COORD_REF_SYS表」を参照)の情報です。このビューに含まれる列を、表6-14に示します。
表6-14 SDO_CRS_GEOGRAPHIC2Dビュー
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
SRID |
NUMBER(10) |
座標参照系のID番号です。 |
COORD_REF_SYS_NAME |
VARCHAR2(80) |
座標参照系の名前です。 |
COORD_SYS_ID |
NUMBER(10) |
座標参照系で使用される座標系のID番号です。この値は、SDO_COORD_SYS表(「SDO_COORD_SYS表」を参照)のCOORD_SYS_ID値と一致する必要があります。 |
DATUM_ID |
NUMBER(10) |
座標参照系で使用されるデータのID番号です。この値は、SDO_DATUMS表(「SDO_DATUMS表」を参照)のDATUM_ID値と一致する必要があります。 |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
座標系定義の提供元です(Oracleによって提供される行はすべて |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供した組織です(Oracle以外の場合)。 |
SDO_CRS_GEOGRAPHIC3Dビューに含まれている情報は、COORD_REF_SYS_KIND列の値がGEOGRAPHIC3D
のSDO_COORD_REF_SYS表(「SDO_COORD_REF_SYS表」を参照)の情報です。(地理3D座標参照系については、「地理3D座標参照系」を参照してください。)このビューに含まれる列を、表6-15に示します。
表6-15 SDO_CRS_GEOGRAPHIC3Dビュー
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
SRID |
NUMBER(10) |
座標参照系のID番号です。 |
COORD_REF_SYS_NAME |
VARCHAR2(80) |
座標参照系の名前です。 |
COORD_SYS_ID |
NUMBER(10) |
座標参照系で使用される座標系のID番号です。この値は、SDO_COORD_SYS表(「SDO_COORD_SYS表」を参照)のCOORD_SYS_ID値と一致する必要があります。 |
DATUM_ID |
NUMBER(10) |
座標参照系で使用されるデータのID番号です。この値は、SDO_DATUMS表(「SDO_DATUMS表」を参照)のDATUM_ID値と一致する必要があります。 |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
座標系定義の提供元です(Oracleによって提供される行はすべて |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供した組織です(Oracle以外の場合)。 |
SDO_CRS_PROJECTEDビューに含まれている情報は、COORD_REF_SYS_KIND列の値がPROJECTED
のSDO_COORD_REF_SYS表(「SDO_COORD_REF_SYS表」を参照)の情報です。このビューに含まれる列を、表6-16に示します。
表6-16 SDO_CRS_PROJECTEDビュー
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
SRID |
NUMBER(10) |
座標参照系のID番号です。 |
COORD_REF_SYS_NAME |
VARCHAR2(80) |
座標参照系の名前です。 |
COORD_SYS_ID |
NUMBER(10) |
座標参照系で使用される座標系のID番号です。この値は、SDO_COORD_SYS表(「SDO_COORD_SYS表」を参照)のCOORD_SYS_ID値と一致する必要があります。 |
SOURCE_GEOG_SRID |
NUMBER(10) |
関連付けられている測地座標系のID番号です。 |
PROJECTION_CONV_ID |
NUMBER(10) |
投影座標系とソース測地座標系との間の変換に使用する変換操作のCOORD_OP_ID値です。 |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
座標系定義の提供元です(Oracleによって提供される行はすべて |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供した組織です(Oracle以外の場合)。 |
SDO_CRS_VERTICALビューに含まれている情報は、COORD_REF_SYS_KIND列の値がVERTICAL
のSDO_COORD_REF_SYS表(「SDO_COORD_REF_SYS表」を参照)の情報です。このビューに含まれる列を、表6-17に示します。
表6-17 SDO_CRS_VERTICALビュー
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
SRID |
NUMBER(10) |
座標参照系のID番号です。 |
COORD_REF_SYS_NAME |
VARCHAR2(80) |
座標参照系の名前です。 |
COORD_SYS_ID |
NUMBER(10) |
座標参照系で使用される座標系のID番号です。この値は、SDO_COORD_SYS表(「SDO_COORD_SYS表」を参照)のCOORD_SYS_ID値と一致する必要があります。 |
DATUM_ID |
NUMBER(10) |
座標参照系で使用されるデータのID番号です。この値は、SDO_DATUMS表(「SDO_DATUMS表」を参照)のDATUM_ID値と一致する必要があります。 |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
座標系定義の提供元です(Oracleによって提供される行はすべて |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供した組織です(Oracle以外の場合)。 |
SDO_DATUM_ENGINEERINGビューに含まれている情報は、DATUM_TYPE列の値がENGINEERING
のSDO_DATUMS表(「SDO_DATUMS表」を参照)の情報です。このビューに含まれる列を、表6-18に示します。
表6-18 SDO_DATUM_ENGINEERINGビュー
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
DATUM_ID |
NUMBER(10) |
データのID番号です。 |
DATUM_NAME |
VARCHAR2(80) |
データ名です。 |
ELLIPSOID_ID |
NUMBER(10) |
データ定義で使用される楕円体のID番号です。この値は、SDO_ELLIPSOIDS表(「SDO_ELLIPSOIDS表」を参照)のELLIPSOID_ID値と一致する必要があります。例: |
PRIME_MERIDIAN_ID |
NUMBER(10) |
データ定義で使用される本初子午線のID番号です。この値は、SDO_PRIME_MERIDIANS表(「SDO_PRIME_MERIDIANS表」を参照)のPRIME_MERIDIAN_ID値と一致する必要があります。例: |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
データ定義の提供元です。例: |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供した組織です(Oracle以外の場合)。 |
SHIFT_X |
NUMBER |
X軸上で楕円体の中心をWGS 84楕円体の中心に相対的にシフトする数(m)です。 |
SHIFT_Y |
NUMBER |
Y軸上で楕円体の中心をWGS 84楕円体の中心に相対的にシフトする数(m)です。 |
SHIFT_Z |
NUMBER |
Z軸上で楕円体の中心をWGS 84楕円体の中心に相対的にシフトする数(m)です。 |
ROTATE_X |
NUMBER |
X軸を中心にした回転のアーク秒数です。 |
ROTATE_Y |
NUMBER |
Y軸を中心にした回転のアーク秒数です。 |
ROTATE_Z |
NUMBER |
Z軸を中心にした回転のアーク秒数です。 |
SCALE_ADJUST |
NUMBER |
1.0 +(SCALE_ADJUST×10-6)という計算式に従って、シフトおよび回転後のX値、Y値およびZ値の調整に使用する値です。 |
SDO_DATUM_GEODETICビューに含まれている情報は、DATUM_TYPE列の値がGEODETIC
のSDO_DATUMS表(「SDO_DATUMS表」を参照)の情報です。このビューに含まれる列を、表6-19に示します。
表6-19 SDO_DATUM_GEODETICビュー
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
DATUM_ID |
NUMBER(10) |
データのID番号です。 |
DATUM_NAME |
VARCHAR2(80) |
データ名です。 |
ELLIPSOID_ID |
NUMBER(10) |
データ定義で使用される楕円体のID番号です。この値は、SDO_ELLIPSOIDS表(「SDO_ELLIPSOIDS表」を参照)のELLIPSOID_ID値と一致する必要があります。例: |
PRIME_MERIDIAN_ID |
NUMBER(10) |
データ定義で使用される本初子午線のID番号です。この値は、SDO_PRIME_MERIDIANS表(「SDO_PRIME_MERIDIANS表」を参照)のPRIME_MERIDIAN_ID値と一致する必要があります。例: |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
データ定義の提供元です。例: |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供した組織です(Oracle以外の場合)。 |
SHIFT_X |
NUMBER |
X軸上で楕円体の中心をWGS 84楕円体の中心に相対的にシフトする数(m)です。 |
SHIFT_Y |
NUMBER |
Y軸上で楕円体の中心をWGS 84楕円体の中心に相対的にシフトする数(m)です。 |
SHIFT_Z |
NUMBER |
Z軸上で楕円体の中心をWGS 84楕円体の中心に相対的にシフトする数(m)です。 |
ROTATE_X |
NUMBER |
X軸を中心にした回転のアーク秒数です。 |
ROTATE_Y |
NUMBER |
Y軸を中心にした回転のアーク秒数です。 |
ROTATE_Z |
NUMBER |
Z軸を中心にした回転のアーク秒数です。 |
SCALE_ADJUST |
NUMBER |
1.0 +(SCALE_ADJUST×10-6)という計算式に従って、シフトおよび回転後のX値、Y値およびZ値の調整に使用する値です。 |
SDO_DATUM_VERTICALビューに含まれている情報は、DATUM_TYPE列の値がVERTICAL
のSDO_DATUMS表(「SDO_DATUMS表」を参照)の情報です。このビューに含まれる列を、表6-20に示します。
表6-20 SDO_DATUM_VERTICALビュー
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
DATUM_ID |
NUMBER(10) |
データのID番号です。 |
DATUM_NAME |
VARCHAR2(80) |
データ名です。 |
ELLIPSOID_ID |
NUMBER(10) |
データ定義で使用される楕円体のID番号です。この値は、SDO_ELLIPSOIDS表(「SDO_ELLIPSOIDS表」を参照)のELLIPSOID_ID値と一致する必要があります。例: |
PRIME_MERIDIAN_ID |
NUMBER(10) |
データ定義で使用される本初子午線のID番号です。この値は、SDO_PRIME_MERIDIANS表(「SDO_PRIME_MERIDIANS表」を参照)のPRIME_MERIDIAN_ID値と一致する必要があります。例: |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
データ定義の提供元です。例: |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供した組織です(Oracle以外の場合)。 |
SHIFT_X |
NUMBER |
X軸上で楕円体の中心をWGS 84楕円体の中心に相対的にシフトする数(m)です。 |
SHIFT_Y |
NUMBER |
Y軸上で楕円体の中心をWGS 84楕円体の中心に相対的にシフトする数(m)です。 |
SHIFT_Z |
NUMBER |
Z軸上で楕円体の中心をWGS 84楕円体の中心に相対的にシフトする数(m)です。 |
ROTATE_X |
NUMBER |
X軸を中心にした回転のアーク秒数です。 |
ROTATE_Y |
NUMBER |
Y軸を中心にした回転のアーク秒数です。 |
ROTATE_Z |
NUMBER |
Z軸を中心にした回転のアーク秒数です。 |
SCALE_ADJUST |
NUMBER |
1.0 +(SCALE_ADJUST×10-6)という計算式に従って、シフトおよび回転後のX値、Y値およびZ値の調整に使用する値です。 |
SDO_DATUMS表には、データごとに1つの行が含まれます。この表に含まれる列を、表6-21に示します。
表6-21 SDO_DATUMS表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
DATUM_ID |
NUMBER(10) |
データのID番号です。例: |
DATUM_NAME |
VARCHAR2(80) |
データ名です。例: |
DATUM_TYPE |
VARCHAR2(24) |
データの種類です。例: |
ELLIPSOID_ID |
NUMBER(10) |
データ定義で使用される楕円体のID番号です。この値は、SDO_ELLIPSOIDS表(「SDO_ELLIPSOIDS表」を参照)のELLIPSOID_ID値と一致する必要があります。例: |
PRIME_MERIDIAN_ID |
NUMBER(10) |
データ定義で使用される本初子午線のID番号です。この値は、SDO_PRIME_MERIDIANS表(「SDO_PRIME_MERIDIANS表」を参照)のPRIME_MERIDIAN_ID値と一致する必要があります。例: |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
データ定義の提供元です。例: |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供した組織です(Oracle以外の場合)。例: |
SHIFT_X |
NUMBER |
X軸上で楕円体の中心をWGS 84楕円体の中心に相対的にシフトする数(m)です。 |
SHIFT_Y |
NUMBER |
Y軸上で楕円体の中心をWGS 84楕円体の中心に相対的にシフトする数(m)です。 |
SHIFT_Z |
NUMBER |
Z軸上で楕円体の中心をWGS 84楕円体の中心に相対的にシフトする数(m)です。 |
ROTATE_X |
NUMBER |
X軸を中心にした回転のアーク秒数です。 |
ROTATE_Y |
NUMBER |
Y軸を中心にした回転のアーク秒数です。 |
ROTATE_Z |
NUMBER |
Z軸を中心にした回転のアーク秒数です。 |
SCALE_ADJUST |
NUMBER |
1.0 +(SCALE_ADJUST×10-6)という計算式に従って、シフトおよび回転後のX値、Y値およびZ値の調整に使用する値です。 |
IS_LEGACY |
VARCHAR2(5) |
座標系定義が、リリース2 (10.2)より前のOracle Spatialに含まれていた場合は |
LEGACY_CODE |
NUMBER(10) |
EPSGデータと同じ意味を持つレガシー・データが(リリース2(10.2)より前のOracle Spatialに)存在する場合は、そのレガシー・データのDATUM_ID値です。 |
DATUM_TYPE列の値に基づいて定義されるビューのSDO_DATUM_ENGINEERING (「SDO_DATUM_ENGINEERINGビュー」)、SDO_DATUM_GEODETIC (「SDO_DATUM_GEODETICビュー」)およびSDO_DATUM_VERTICAL (「SDO_DATUM_VERTICALビュー」)も参照してください。
SDO_ELLIPSOIDS表には、楕円体ごとに1つの行が含まれます。この表に含まれる列を、表6-22に示します。
表6-22 SDO_ELLIPSOIDS表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
ELLIPSOID_ID |
NUMBER |
楕円体(球体)のID番号です。例: |
ELLIPSOID_NAME |
VARCHAR2(80) |
楕円体の名前です。例: |
NUMBER |
半長径(楕円体の長軸の半分)に沿った半径(m)です。 |
|
UOM_ID |
NUMBER |
楕円体の測定単位のID番号です。SDO_UNITS_OF_MEASURE表(「SDO_UNITS_OF_MEASURE表」を参照)のUOM_ID列の値と一致します。例: |
NUMBER |
楕円体の逆フラット化です。この場合( |
|
NUMBER |
半短軸(楕円体の短軸の半分)に沿った半径(m)です。 |
|
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
この情報のソースです。例: |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供した組織です(Oracle以外の場合)。例: |
IS_LEGACY |
VARCHAR2(5) |
楕円体が、リリース2 (10.2)より前のOracle Spatialに含まれていた場合は |
LEGACY_CODE |
NUMBER |
EPSG楕円体と同じ意味を持つレガシー楕円体が(リリース2(10.2)より前のOracle Spatialに)存在する場合は、そのレガシー楕円体のELLIPSOID_ID値です。 |
SDO_PREFERRED_OPS_SYSTEM表には、ソースおよびターゲットSRIDの組合せに対するユーザー定義のデフォルトの優先座標変換操作の指定ごとに、行が1つ含まれます。SDO_PREFERRED_OPS_SYSTEM表に行を挿入すると、指定したソースおよびターゲット座標系間で行われるOracleのデフォルトの変換操作が無効になります。SDO_CS.CREATE_OBVIOUS_EPSG_RULESプロシージャを使用すると、複数の行がこの表に挿入されます。use_case
パラメータにNULLを指定してSDO_CS.DELETE_ALL_EPSG_RULESプロシージャを使用すると、この表のすべての行が削除されます。この表に含まれる列を、表6-23に示します。
表6-23 SDO_PREFERRED_OPS_SYSTEM表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
SOURCE_SRID |
NUMBER(10) |
座標変換を実行する際の変換元の座標系(空間参照システム)のID番号です。指定したターゲットSRIDへの変換には、COORD_OP_IDで指定するデフォルトの優先変換メソッドが使用されます。 |
COORD_OP_ID |
NUMBER(10) |
座標変換操作のID番号です。SDO_COORD_OPS表(「SDO_COORD_OPS表」を参照)のCOORD_OP_ID列の値と一致します。 |
TARGET_SRID |
NUMBER(10) |
座標変換を実行する際の変換先の座標系(空間参照システム)のID番号です。この変換では、COORD_OP_IDで指定する操作が使用されます。 |
SDO_PREFERRED_OPS_USER表には、ユーザーが定義するソースとターゲットのSRIDおよび座標変換操作の指定ごとに、1つの行が含まれます。SDO_PREFERRED_OPS_USER表に行を挿入すると、ソースおよびターゲット座標系間のカスタム変換を作成できます。また、変換操作の名前(USE_CASE列の値)を指定して、様々なSDO_CSファンクションやプロシージャのuse_case
パラメータとして使用することもできます。SDO_CS.DELETE_ALL_EPSG_RULESプロシージャでユースケースを指定すると、そのユースケースに関連付けられている行がこの表から削除されます。この表に含まれる列を、表6-24に示します。
表6-24 SDO_PREFERRED_OPS_USER表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
USE_CASE |
VARCHAR2(32) |
ソースとターゲットのSRIDおよび座標変換操作を規定するこの仕様の名前です。 |
SOURCE_SRID |
NUMBER(10) |
変換を実行する際の変換元の座標系(空間参照システム)のID番号です。 |
COORD_OP_ID |
NUMBER(10) |
座標変換操作のID番号です。SDO_COORD_OPS表(「SDO_COORD_OPS表」を参照)のCOORD_OP_ID列の値と一致します。 |
TARGET_SRID |
NUMBER(10) |
変換を実行する際の変換先の座標系(空間参照システム)のID番号です。 |
SDO_PRIME_MERIDIANS表には、データ指定で使用可能な本初子午線ごとに1つの行が含まれます。この表に含まれる列を、表6-25に示します。
表6-25 SDO_PRIME_MERIDIANS表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
PRIME_MERIDIAN_ID |
NUMBER(10) |
本初子午線のID番号です。例: |
PRIME_MERIDIAN_NAME |
VARCHAR2(80) |
本初子午線の名前です。例: |
GREENWICH_LONGITUDE |
FLOAT(49) |
本初子午線の経度(グリニッジ子午線からのオフセット)です。 例: |
UOM_ID |
NUMBER(10) |
本初子午線の測定単位のID番号です。SDO_UNITS_OF_MEASURE表(「SDO_UNITS_OF_MEASURE表」を参照)のUOM_ID列の値と一致します。例: |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
この情報のソースです。例: |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
このレコードのデータを提供した組織です(Oracle以外の場合)。例: |
SDO_UNITS_OF_MEASURE表には、測定単位ごとに1つの行が含まれます。この表に含まれる列を、表6-26に示します。
表6-26 SDO_UNITS_OF_MEASURE表
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
UOM_ID |
NUMBER(10) |
測定単位のID番号です。例: |
UNIT_OF_MEAS_NAME |
VARCHAR2(2083) |
測定単位の名前で、URLまたはURIを指定することもできます。例: |
SHORT_NAME |
VARCHAR2(80) |
測定単位の短縮名です(短縮名がある場合)。例: |
UNIT_OF_MEAS_TYPE |
VARCHAR2(50) |
単位が使用される測定の種類です。角度単位( |
TARGET_UOM_ID |
NUMBER(10) |
ターゲットの測定単位のID番号です。EPSG測定単位表のTARGET_UOM_CODE列と対応しています。この列は、「式(POSC)を使用して現在のUOMを変換可能な、種類が同じ他のUOM。EPSGで提供する測定単位では、POSCファクタのAおよびDは必ずゼロに等しい」と説明されています。 |
FACTOR_B |
NUMBER |
EPSG測定単位表のFACTOR_B列と対応しています。この列は、「ターゲットUOM(y)の量は、y = (B/C).xの変換により、現在のUOM(x)の量から得られる」と説明されています。 ユーザー定義の測定単位の場合、FACTOR_Bは通常、平方mの数値またはmの数値のうち単位が等しい方の数値です。ユーザー定義の単位の詳細は、「ユーザー定義の測定単位の作成」を参照してください。 |
FACTOR_C |
NUMBER |
EPSG測定単位表のFACTOR_C列と対応しています。 ユーザー定義の測定単位でのFACTOR_Cについては、「ユーザー定義の測定単位の作成」を参照してください。 |
INFORMATION_SOURCE |
VARCHAR2(254) |
この情報のソースです。例: |
DATA_SOURCE |
VARCHAR2(40) |
このレコードのデータを提供している組織です。例: |
IS_LEGACY |
VARCHAR2(5) |
測定単位の定義が、リリース2 (10.2)より前のOracle Spatialに含まれていた場合はTRUE、Oracle Spatialリリース2 (10.2)で新設された定義の場合はFALSEです。 |
LEGACY_CODE |
NUMBER(10) |
EPSG測定単位と同じ意味を持つレガシー測定単位が(リリース2(10.2)より前のOracle Spatialに)存在する場合は、そのレガシー測定単位のUOM_ID値です。 |
Spatial and Graphのシステム表およびビューの定義は、EPSGデータ・モデルおよびデータセットに基づいているため、EPSGのエンティティ関連(E-R)ダイアグラムを参照すると、Spatial and Graphの座標系データ構造間の関係の概要がよくわかります。EPSG E-Rダイアグラムは、ドキュメントhttp://www.ihsenergy.com/epsg/geod_arch.html
に記載されています。
ただし、Oracle Spatial and Graphでは次のEPSG E-Rダイアグラムは使用されていません。
Area of Use(ダイアグラムの中央上部にある黄色いボックス)
Deprecation、Aliasなど(ダイアグラムの右下部分にピンク色のボックスで表されている部分)
この他、Spatial and Graphでは、一部の表名がSpatial and Graph独自の命名規則に準拠するように変更され、表6-27に示す一部の表は使用されません。
表6-27 EPSGの表名とOracle Spatial and Graphの名前
EPSGの表名 | Oracleの表名 |
---|---|
Coordinate System |
SDO_COORD_SYS |
Coordinate Axis |
SDO_COORD_AXES |
Coordinate Reference System |
SDO_COORD_REF_SYSTEM |
Area Of Use |
(使用されていません。) |
Datum |
SDO_DATUMS |
Prime Meridian |
SDO_PRIME_MERIDIANS |
Ellipsoid |
SDO_ELLIPSOIDS |
Unit Of Measure |
SDO_UNITS_OF_MEASURE |
Coordinate Operation |
SDO_COORD_OPS |
Coord.Operation Parameter ValueCoord |
SDO_COORD_OP_PARAM_VALS |
Operation Parameter UsageCoord. |
SDO_COORD_OP_PARAM_USE |
Operation Parameter |
SDO_COORD_OP_PARAMS |
Coordinate Operation Path |
SDO_COORD_OP_PATHS |
Coordinate Operation Method |
SDO_COORD_OP_METHODS |
Change |
(使用されていません。) |
Deprecation |
(使用されていません。) |
Supersession |
(使用されていません。) |
Naming System |
(使用されていません。) |
Alias |
(使用されていません。) |
Any Entity |
(使用されていません。) |
この項では、EPSGベースの測地座標系および投影座標系に関する情報を、Spatial and Graphの座標系データ構造で問い合せる方法を説明します。
人間が判読可能なCRSのサマリー形式はWKT文字列です。次に例を示します。
SQL> select wktext from cs_srs where srid = 4326; WKTEXT -------------------------------------------------------------------------------- GEOGCS [ "WGS 84", DATUM ["World Geodetic System 1984 (EPSG ID 6326)", SPHEROID ["WGS 84 (EPSG ID 7030)", 6378137, 298.257223563]], PRIMEM [ "Greenwich", 0.0000 00 ], UNIT ["Decimal Degree", 0.01745329251994328]]
EPSG WKTは、下位互換性を維持するためにSpatial and Graphによって自動生成されます。EPSG WKTには便宜上、数値ID(前述の例のEPSG ID 6326など)も含まれます。ただし、詳細な情報を得るには、座標系データ構造に格納されたEPSGデータにアクセスする必要があります。次の例は、SRID 4123に対する楕円体、データのシフト、回転およびスケール調整に関する情報を戻します。
SQL> select ell.semi_major_axis, ell.inv_flattening, ell.semi_minor_axis, ell.uom_id, dat.shift_x, dat.shift_y, dat.shift_z, dat.rotate_x, dat.rotate_y, dat.rotate_z, dat.scale_adjust from sdo_coord_ref_system crs, sdo_datums dat, sdo_ellipsoids ell where crs.srid = 4123 and dat.datum_id = crs.datum_id and ell.ellipsoid_id = dat.ellipsoid_id; SEMI_MAJOR_AXIS INV_FLATTENING SEMI_MINOR_AXIS UOM_ID SHIFT_X SHIFT_Y SHIFT_Z ROTATE_X ROTATE_Y ROTATE_Z SCALE_ADJUST --------------- -------------- --------------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ------------ 6378388 297 6356911.95 9001 -90.7 -106.1 -119.2 4.09 .218 -1.05 1.37
前述の例では、UOM_IDはSEMI_MAJOR_AXIS(a
)およびSEMI_MINOR_AXIS(b
)の測定単位を表します。INV_FLATTENINGはa/(a-b)
であり、単位は関連付けられていません。シフトの単位はmで、回転角度の単位はアーク秒数、スケール調整の単位は100万分の1です。
UOM_IDを解釈するには、次の例に示すとおり、単位表を問い合せます。
SQL> select UNIT_OF_MEAS_NAME from sdo_units_of_measure where UOM_ID = 9001; UNIT_OF_MEAS_NAME -------------------------------------------------------------------------------- metre
次の例に示すとおり、長さの単位換算率は、mに対して相対的に指定します。
SQL> select UNIT_OF_MEAS_NAME, FACTOR_B/FACTOR_C from sdo_units_of_measure where UOM_ID = 9002; UNIT_OF_MEAS_NAME -------------------------------------------------------------------------------- FACTOR_B/FACTOR_C ----------------- foot .3048
次の例に示すとおり、角度の単位換算率は、ラジアンに対して相対的に指定します。
SQL> select UNIT_OF_MEAS_NAME, FACTOR_B/FACTOR_C from sdo_units_of_measure where UOM_ID = 9102; UNIT_OF_MEAS_NAME -------------------------------------------------------------------------------- FACTOR_B/FACTOR_C ----------------- degree .017453293
「測地座標系」で説明したとおり、WKTは人間が判読可能なCRSのサマリーですが、実際のEPSGデータはSpatial and Graphの座標系データ構造に格納されています。次の例に、投影座標系のWKT文字列を示します。
SQL> select wktext from cs_srs where srid = 32040; WKTEXT -------------------------------------------------------------------------------- PROJCS["NAD27 / Texas South Central", GEOGCS [ "NAD27", DATUM ["North American D atum 1927 (EPSG ID 6267)", SPHEROID ["Clarke 1866 (EPSG ID 7008)", 6378206.4, 29 4.978698213905820761610537123195175418]], PRIMEM [ "Greenwich", 0.000000 ], UNIT ["Decimal Degree", 0.01745329251994328]], PROJECTION ["Texas CS27 South Central zone (EPSG OP 14204)"], PARAMETER ["Latitude_Of_Origin", 27.8333333333333333333 3333333333333333333], PARAMETER ["Central_Meridian", -98.99999999999999999999999 999999999999987], PARAMETER ["Standard_Parallel_1", 28.3833333333333333333333333 3333333333333], PARAMETER ["Standard_Parallel_2", 30.283333333333333333333333333 33333333333], PARAMETER ["False_Easting", 2000000], PARAMETER ["False_Northing", 0], UNIT ["U.S. Foot", .3048006096012192024384048768097536195072]]
投影CRSの基となる地理CRSを特定するには、次の例に示すとおり、SDO_COORD_REF_SYSTEM表を問い合せます。
SQL> select SOURCE_GEOG_SRID from sdo_coord_ref_system where srid = 32040; SOURCE_GEOG_SRID ---------------- 4267
次の例では、投影CRS 32040の投影方法が戻されます。
SQL> select m.coord_op_method_name from sdo_coord_ref_sys crs, sdo_coord_ops ops, sdo_coord_op_methods m where crs.srid = 32040 and ops.coord_op_id = crs.projection_conv_id and m.coord_op_method_id = ops.coord_op_method_id; COORD_OP_METHOD_NAME -------------------------------------------------- Lambert Conic Conformal (2SP)
次の例では、投影CRS 32040の投影パラメータが戻されます。
SQL> select params.parameter_name || ' = ' || vals.parameter_value || ' ' || uom.unit_of_meas_name "Projection parameters" from sdo_coord_ref_sys crs, sdo_coord_op_param_vals vals, sdo_units_of_measure uom, sdo_coord_op_params params where crs.srid = 32040 and vals.coord_op_id = crs.projection_conv_id and uom.uom_id = vals.uom_id and params.parameter_id = vals.parameter_id; Projection parameters -------------------------------------------------------------------------------- Latitude of false origin = 27.5 sexagesimal DMS Longitude of false origin = -99 sexagesimal DMS Latitude of 1st standard parallel = 28.23 sexagesimal DMS Latitude of 2nd standard parallel = 30.17 sexagesimal DMS Easting at false origin = 2000000 US survey foot Northing at false origin = 0 US survey foot
次の例は基本的に前述の例と同じ問合せですが、基本単位への値の変換も行われます。
SQL> select params.parameter_name || ' = ' || vals.parameter_value || ' ' || uom.unit_of_meas_name || ' = ' || sdo_cs.transform_to_base_unit(vals.parameter_value, vals.uom_id) || ' ' || decode( uom.unit_of_meas_type, 'area', 'square meters', 'angle', 'radians', 'length', 'meters', 'scale', '', '') "Projection parameters" from sdo_coord_ref_sys crs, sdo_coord_op_param_vals vals, sdo_units_of_measure uom, sdo_coord_op_params params where crs.srid = 32040 and vals.coord_op_id = crs.projection_conv_id and uom.uom_id = vals.uom_id and params.parameter_id = vals.parameter_id; Projection parameters -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- Latitude of false origin = 27.5 sexagesimal DMS = .485783308471754564814814814814814814815 radians Longitude of false origin = -99 sexagesimal DMS = -1.7278759594743845 radians Latitude of 1st standard parallel = 28.23 sexagesimal DMS = .495382619357723367592592592592592592593 radians Latitude of 2nd standard parallel = 30.17 sexagesimal DMS = .528543875145615595370370370370370370371 radians Easting at false origin = 2000000 US survey foot = 609601.219202438404876809753619507239014 meters Northing at false origin = 0 US survey foot = 0 meters
次の例では、投影CRS 32040の投影測定単位が戻されます。(投影単位は、投影パラメータに使用された長さの単位とは異なる場合があります。)
SQL> select axes.coord_axis_abbreviation || ': ' || uom.unit_of_meas_name "Projection units" from sdo_coord_ref_sys crs, sdo_coord_axes axes, sdo_units_of_measure uom where crs.srid = 32040 and axes.coord_sys_id = crs.coord_sys_id and uom.uom_id = axes.uom_id; Projection units ------------------------------------------------------------------------------ X: US survey foot Y: US survey foot