1,048,576より大きい縦座標のジオメトリをサポートする必要がある場合は、この項の説明に従う必要があります。ただし、これにより、多くの追加作業(スクリプトの実行や既存の空間データの移行)、データベースのダウンタイム、およびいくつかの考慮事項と制限事項が発生します。したがって、必要がないかぎり、この項の操作は実行しないようにしてください。
最大10Mの縦座標のジオメトリをサポートするために縦座標配列のサイズを増やすには、次の手順を実行します。
これらの手順を実行した後、次の考慮事項および制限事項が適用されます。
古いSDO_ORDINATE_ARRAY定義で作成された既存のトランスポータブル表領域はどれも機能しません。
エクスポート・ファイルが、古いSDO_ORDINATE_ARRAY定義を持つデータベース上で従来のエクスポート・ユーティリティを使用して作成された場合、および新しいSDO_ORDINATE_ARRAY定義を使用しているデータベースにそのファイルをインポートする必要がある場合は、次の例のように、従来のインポート・ユーティリティでTOID_NOVALIDATE
フラグを指定する必要があります。
imp scott/<password> file=states.dmp tables=states TOID_NOVALIDATE=MDSYS.SDO_GEOMETRY,MDSYS.SDO_ORDINATE_ARRAY,MDSYS.SDO_ELEM_INFO_ARRAY
また、sdoupggeom.sql
をソース・データベースで実行した後に、Oracle Data Pumpを使用してデータをインポートする場合、インポート操作の後に、sdoupggeom.sql
をターゲット(移行先)データベースで実行する必要もあります。