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Oracle® Spatial and Graph開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B72470-07
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8.3 空間相関のマテリアライズ

空間相関(または近隣の影響)とは、ある地域に存在する特定のオブジェクトの位置が、そのオブジェクトの非空間属性に影響を及ぼす現象です。たとえば、任意の(ジオコード済で、空間属性が指定されている)住所に建っている家の価値(非空間属性)は、近隣の他の家の価値によって大きく左右されます。

データ・マイニング・アプリケーションで空間相関を使用するには、属性(列)をデータ・マイニング表に追加して、空間相関をマテリアライズします。適切な属性を追加するには、関連付けられたテーマ表を使用します。次に、Oracle Data Miningのファンクションを使用して、データ・マイニング表に対してマイニング・タスクを実行します。

次のファンクションおよびプロシージャ(「SDO_SAMパッケージ(空間分析およびマイニング)」を参照)は、空間相関のマテリアライズに関連する操作を実行します。