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Oracle® Spatial and Graph開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B72470-07
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20.38 SDO_CS.VALIDATE_WKT

書式

SDO_CS.VALIDATE_WKT(
     srid IN NUMBER 
     ) RETURN VARCHAR2;

説明

指定されたSRIDに関連付けられたwell-knownテキスト(WKT)の説明を検査します。

パラメータ

srid

well-knownテキスト(WKT)の説明を検査する座標系のSRIDを指定します。指定する値のエントリは、SDO_COORD_REF_SYS表(「SDO_COORD_REF_SYS表」を参照)に含まれている必要があります。

使用上の注意

このファンクションは、WKTの説明が有効である場合は文字列「TRUE」を戻します。WKTの説明が無効である場合、このファンクションは「FALSE (<position-number>)」という形式の文字列を戻します。ここで、<position-number>は、WKTの説明内で、最初のエラーが発生した文字の位置の番号です。

WKTの説明が「well-knownテキスト(WKT)」に示す要件を満たすかどうかが確認されます。

次の例では、SRID 81989000に関連付けられた座標系のWKTの説明を検査します。結果は、無効な状態の原因部分(無効な状態の最初の原因)がWKTの説明内の文字位置181から始まっていることを示しています。(SRID 81989000は、既定の座標系には関連付けられていません。これは、MDSYS.CS_SRS表のテスト・バージョンに挿入された意図的に無効な状態の座標系のためのものであり、Oracle Spatial and Graphに付属するMDSYS.CS_SRS表には含まれていません。)

SELECT SDO_CS.VALIDATE_WKT(81989000) FROM DUAL;

SDO_CS.VALIDATE_WKT(81989000)                                                   
--------------------------------------------------------------------------------
FALSE (181)