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Oracle® Spatial and Graph開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B72470-07
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22.4 SDO_GCDR.GEOCODE_ADDR_ALL

書式

SDO_GCDR.GEOCODE_ADDR_ALL(
     gc_username  IN VARCHAR2, 
     address      IN SDO_GEO_ADDR, 
     max_res_num  IN NUMBER DEFAULT 4000 
     ) RETURN SDO_ADDR_ARRAY;

説明

SDO_GEO_ADDRオブジェクトの属性を使用して、入力された住所をジオコードし、一致する住所をSDO_ADDR_ARRAYオブジェクトとして戻します(「SDO_ADDR_ARRAY型」を参照)。

パラメータ

gc_username

ジオコーディングを行うデータを含む表を所有するユーザー名を指定します。

address

1つ以上の属性セットを持つSDO_GEO_ADDRオブジェクトです。SDO_GEO_ADDR型の詳細は、「SDO_GEO_ADDR表」を参照してください。

max_res_num

SDO_ADDR_ARRAYオブジェクトで戻す結果の最大数を指定します。デフォルト値は4000です。

使用上の注意

このファンクションでは、入力SDO_GEO_ADDRオブジェクトで設定可能な属性を必要に応じて指定できます。このファンクションは一致する住所(最大4000またはmax_res_numパラメータで指定した上限まで)を検索し、SDO_ADDR_ARRAYオブジェクトを戻します。このオブジェクトでは、各ジオコード結果に可能な属性セットがすべて含まれます。

このファンクションは複数の住所を戻すことができますが、それ以外は、SDO_GCDR.GEOCODE_ADDRファンクションと同じ操作を実行します。詳細は、SDO_GCDR.GEOCODE_ADDRファンクションの「使用上の注意」を参照してください。

次の例では、CALIFORNIA PACIFIC MEDICAL CTRという名前の対象点のジオコード結果(最大3つ)を戻します。(ジオコーディング・データには、対象点に一致する住所が1つしか含まれないため、この場合に戻される結果は1つのみです。)ここでは、create_addr_from_placenameという名前のユーザー定義ファンクション(「場所名からのジオコーディング」例11-2で定義)を使用して入力SDO_GEO_ADDRオブジェクトを作成します。

SELECT sdo_gcdr.geocode_addr_all('SCOTT', 
  create_addr_from_placename('CALIFORNIA PACIFIC MEDICAL CTR', 'US'), 3) 
FROM DUAL;

SDO_GCDR.GEOCODE_ADDR_ALL('SCOTT',CREATE_ADDR_FROM_PLACENAME('CALIFORNIAPACIF
--------------------------------------------------------------------------------
SDO_ADDR_ARRAY(SDO_GEO_ADDR(0, SDO_KEYWORDARRAY(), 'CALIFORNIA PACIFIC MEDICAL C
TR-SF', 'BUCHANAN ST', NULL, NULL, 'SAN FRANCISCO', NULL, 'CA', 'US', '94115', N
ULL, '94115', NULL, '2333', NULL, NULL, 'F', 'F', NULL, NULL, 'L', 0, 23599031,
'??????????B281CP?', 4, 'DEFAULT', -122.43097, 37.79138, '????4141114??404?'))