プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Spatial and Graph開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B72470-07
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

24.7 SDO_LRS.CONVERT_TO_STD_DIM_ARRAY

書式

SDO_LRS.CONVERT_TO_STD_DIM_ARRAY(
     dim_array IN SDO_DIM_ARRAY 
     [, m_pos  IN INTEGER] 
     ) RETURN SDO_DIM_ARRAY;

説明

メジャー次元を削除して、LRS次元配列を標準の次元配列に変換します。

パラメータ

dim_array

変換するレイヤー(ジオメトリの列)に対応する次元情報の配列を指定します。通常、xxx_SDO_GEOM_METADATAビューの1つから選択します(「ジオメトリのメタデータ・ビュー」を参照)。

m_pos

メジャー次元の位置を指定します。この値には、常に3または4を指定します。デフォルトでは、メジャー次元はSDO_DIM_ARRAYの最後の次元です。

使用上の注意

このファンクションは、メジャー次元を削除して、LRS次元配列を標準の次元配列に変換します。具体的には、dim_arrayのSDO_DIM_ARRAYにある現行のSDO_DIM_ELEMENTオブジェクトの最後のSDO_DIM_ELEMENTオブジェクトを削除します。

m_posが無効な場合(3から4の範囲外の場合)、例外が発生します。

dim_arrayがすでに(次元情報を含まない)標準の次元配列である場合は、dim_arrayが戻されます。

このファンクションは_3D 形式(SDO_LRS.CONVERT_TO_STD_DIM_ARRAY_3D)が使用可能です。LRSファンクションの3D形式については、「LRSファンクションの3D形式」を参照してください。

変換ファンクションの詳細は、「LRSジオメトリの変換」を参照してください。

次の例では、LRS_ROUTES表の次元配列を標準フォーマットに変換します。(例では、「LRSファンクションの例」の例の定義を使用しています。)

SELECT SDO_LRS.CONVERT_TO_STD_DIM_ARRAY(m.diminfo)
   FROM user_sdo_geom_metadata m
   WHERE m.table_name = 'LRS_ROUTES' AND m.column_name = 'ROUTE_GEOMETRY';

SDO_LRS.CONVERT_TO_STD_DIM_ARRAY(M.DIMINFO)(SDO_DIMNAME, SDO_LB, SDO_UB, SDO_TOL
--------------------------------------------------------------------------------
SDO_DIM_ARRAY(SDO_DIM_ELEMENT('X', 0, 20, .005), SDO_DIM_ELEMENT('Y', 0, 20, .00
5))