書式
SDO_LRS.VALID_LRS_PT( point IN SDO_GEOMETRY [, dim_array IN SDO_DIM_ARRAY] ) RETURN VARCHAR2;
説明
LRS点が有効かどうかを確認します。
パラメータ
有効かどうかを確認する点を指定します。
point
に対応する次元情報の配列を指定します。通常、xxx_SDO_GEOM_METADATAビューの1つから選択します(「ジオメトリのメタデータ・ビュー」を参照)。
使用上の注意
このファンクションは、point
が有効な場合はTRUEを戻します。また、point
が無効な場合は、FALSEを戻します。
point
がメジャー情報を持っているかどうかを確認します。また、点ジオメトリのジオメトリ・タイプおよび次元数についても確認します。
すべてのLRS点データは、SDO_ELEM_INFO_ARRAYおよびSDO_ORDINATE_ARRAYに格納する必要があり、その点のSDO_GEOMETRY定義のSDO_POINTフィールドには格納できません。
このファンクションは_3D 形式(SDO_LRS.VALID_LRS_PT_3D)が使用可能です。LRSファンクションの3D形式については、「LRSファンクションの3D形式」を参照してください。
例
次の例では、点(9,3,NULL)が有効なLRS点であるかどうかを確認します。(例では、「LRSファンクションの例」の例の定義を使用しています。)
SELECT SDO_LRS.VALID_LRS_PT( SDO_GEOMETRY(3301, NULL, NULL, SDO_ELEM_INFO_ARRAY(1, 1, 1), SDO_ORDINATE_ARRAY(9, 3, NULL)), m.diminfo) FROM lrs_routes a, user_sdo_geom_metadata m WHERE m.table_name = 'LRS_ROUTES' AND m.column_name = 'ROUTE_GEOMETRY' AND a.route_id = 1; SDO_LRS.VALID_LRS_PT(SDO_GEOMETRY(3301,NULL,NULL,SDO_ELEM_INFO_ARRAY(1,1,1),SDO_ -------------------------------------------------------------------------------- TRUE