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Oracle® Spatial and Graph開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B72470-07
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30.1 SDO_TUNE.AVERAGE_MBR

書式

SDO_TUNE.AVERAGE_MBR(
     table_name  IN VARCHAR2, 
     column_name IN VARCHAR2, 
     width       OUT NUMBER, 
     height      OUT NUMBER);

説明

レイヤー内のジオメトリに対する平均最小境界矩形(MBR)を計算します。

パラメータ

table_name

空間ジオメトリ表を指定します。

column_name

平均最小境界矩形を計算するジオメトリ列を指定します。

width

平均最小境界矩形の幅が格納されます。

height

平均最小境界矩形の高さが格納されます。

使用上の注意

このプロシージャは、平均最小境界矩形の幅および高さを計算して、格納します。平均最小境界矩形は、空間ジオメトリ表内のすべてのジオメトリのXとYの最大値と最小値を追跡および記録することによって計算されます。

次の例では、COLA_MARKETS表のSHAPE列について最小境界矩形を計算します。

DECLARE
  table_name  VARCHAR2(32) := 'COLA_MARKETS';
  column_name  VARCHAR2(32) := 'SHAPE';
  width  NUMBER;
  height  NUMBER;
BEGIN
SDO_TUNE.AVERAGE_MBR(
  table_name,
  column_name,
  width,
  height);
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('Width = ' || width);
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('Height = ' || height);
END;
/
Width = 3.5                                                                     
Height = 4.5

関連項目

SDO_AGGR_MBR空間集計ファンクション(「空間集計ファンクション」)