19 空間集計ファンクション

この章では、表19-1に示す空間集計ファンクションのリファレンス情報および使用方法について説明します。

表19-1 空間集計ファンクション

メソッド	説明
SDO_AGGR_CENTROID	指定されたジオメトリ・オブジェクトの中心(重心)にあるジオメトリ・オブジェクトを戻します。
SDO_AGGR_CONCAT_LINES	指定された単一線または複数線のジオメトリを連結するジオメトリを戻します。
SDO_AGGR_CONVEXHULL	指定されたジオメトリ・オブジェクトの凸型部分であるジオメトリ・オブジェクトを戻します。
SDO_AGGR_LRS_CONCAT	指定されたLRSジオメトリ・オブジェクトを連結するLRSジオメトリ・オブジェクトを戻します。
SDO_AGGR_MBR	指定されたジオメトリの最小境界矩形を戻します。
SDO_AGGR_SET_UNION	SDO_GEOMETRYオブジェクトの入力VARRAYまたはREFカーソルからすべてのジオメトリ・オブジェクトの集計和集合を戻します。
SDO_AGGR_UNION	指定されたジオメトリ・オブジェクトで位相的な和集合(OR演算)となるジオメトリ・オブジェクトを戻します。

空間集計ファンクションの使用方法については、「空間集計ファンクション」を参照してください。

これらのほとんどの集計ファンクションには、SDOAGGRTYPE型のパラメータ(「SDOAGGRTYPEオブジェクト型」を参照)を指定できます。

注意:

2次元と3次元の両方のジオメトリでサポートされているSDO_AGGR_MBR以外の空間集計ファンクションは、2次元ジオメトリでのみサポートされています。