Oracle Spatial and Graphの空間フィーチャは、一連のオブジェクト・データ型、タイプ・メソッド、およびこれらのタイプを使用する演算子、ファンクションおよびプロシージャで構成されます。ジオメトリは、オブジェクトとしてSDO_GEOMETRY型の列の1行に格納されています。空間索引は、基本的なデータ定義言語(DDL)文(CREATE、ALTER、DROP)およびデータ操作言語(DML)文(INSERT、UPDATE、DELETE)を使用して作成およびメンテナンスされます。
この章では、最初に、空間データを挿入、索引付けおよび問合せする例を示します。この章の後半に記載するデータ型およびメタデータの詳細情報を読む前に、この例を参照しておくことをお薦めします。
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