Oracle Database 9iリリース2(9.2)以前では、実行計画の出力が異なります。
実行計画の各行には、連続した行番号が付きます。SQL*Plusは、親操作の行番号も表示します。
実行計画は、次の順序で表示される4つの列で構成されます。
列名 | 説明 |
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各実行ステップの行番号を表示します。 |
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各ステップとその親の関係を表示します。この列は、大きなレポートに有効です。 |
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レポートの各ステップを表示します。 |
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使用されたデータベース・リンク、またはパラレル問合せサーバーを表示します。 |
列の書式は、COLUMNコマンドで変更できます。たとえば、PARENT_ID_PLUS_EXP列を表示しないようにするには、次のように入力します。
COLUMN PARENT_ID_PLUS_EXP NOPRINT
実行計画の出力は、EXPLAIN PLANコマンドを使用して生成します。
パラレル問合せまたは分散問合せ内で文をトレースする場合、実行計画には、コストベースのオプティマイザの行数見積り(カーディナリティ)が表示されます。一般に、各ノードでのコスト、カーディナリティおよびバイト数は、累積結果を表しています。たとえば、結合ノードのコストは結合操作を実行するためのコストのみを考慮したものではなく、その結合でリレーションにアクセスするコスト全体を含んでいます。
アスタリスク(*)が付いた行は、パラレル操作またはリモート操作を表しています。それぞれの操作は、レポートの2番目の部分で説明されています。パラレル操作および分散操作の詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。
このレポートの2番目のセクションは、次の順序で表示される3つの列で構成されます。
列名 | 説明 |
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各実行ステップの行番号を表示します。 |
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OTHER_PLUS_EXP列内のSQL文の機能を説明します。 |
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パラレル・サーバーまたはリモート・データベースについての問合せのテキストを表示します。 |
列の書式は、COLUMNコマンドで変更できます。