OFFを指定すると、エスケープ文字の定義が解除されます。ONを指定すると、エスケープ文字が使用可能になります。ONを指定すると、cの値がデフォルトの「\」に戻ります。
置換文字(SET DEFINEで指定された文字)の前にエスケープ文字を指定することによって、SQL*Plusにその置換文字を変数置換のための要求としてでなく、通常の文字として処理するように指示できます。
例
感嘆符(!)をエスケープ文字として定義し、次のように入力したとします。
SET ESCAPE ! ACCEPT v1 PROMPT 'Enter !&1:'
次のプロンプトが表示されます。
Enter &1:
エスケープ文字をデフォルト値の\(円記号)に戻すには、次のように入力します。
SET ESCAPE ON