オブジェクトの定義を繰り返し表示する深さレベルを設定します。
DEPTH句の有効範囲は、1から50です。SET DESCRIBE DEPTH ALLを設定する場合、深さは最大レベルの50に設定します。1つのオブジェクトに複数のオブジェクト型が含まれている場合は、行番号および属性や列のインデントを表示することもできます。SET LINESIZEコマンドを使用して、表示されるデータ幅を制御します。
オブジェクトの詳細は、「DESCRIBE」を参照してください。
例
オブジェクト型ADDRESSを作成するには、次のように入力します。
CREATE TYPE ADDRESS AS OBJECT
( STREET VARCHAR2(20),
CITY VARCHAR2(20)
);
/
Type created
オブジェクト型ADDRESSのネストされたオブジェクトEMPADDRを含む表EMPLOYEEを作成するには、次のように入力します。
CREATE TABLE EMPLOYEE (LAST_NAME VARCHAR2(30), EMPADDR ADDRESS, JOB_ID VARCHAR2(20), SALARY NUMBER(7,2) ); /
Table created
深さレベル2まで表EMPLOYEEを表示して、行数も表示しながら出力をインデントするには、次のように入力します。
SET DESCRIBE DEPTH 2 LINENUM ON INDENT ON DESCRIBE employee
Name Null? Type
------------------------------- -------- --------------------------
1 LAST_NAME VARCHAR2(30)
2 EMPADDR ADDRESS
3 2 STREET VARCHAR2(20)
4 2 CITY VARCHAR2(20)
5 JOB_ID VARCHAR2(20)
6 SALARY NUMBER(7,2)