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SQL*Plus®ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス
リリース1 (12.1)
B71396-03
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SET DESCRIBE [DEPTH {1 | n | ALL}] [LINENUM {ON | OFF}] [INDENT {ON | OFF}]

オブジェクトの定義を繰り返し表示する深さレベルを設定します。

DEPTH句の有効範囲は、1から50です。SET DESCRIBE DEPTH ALLを設定する場合、深さは最大レベルの50に設定します。1つのオブジェクトに複数のオブジェクト型が含まれている場合は、行番号および属性や列のインデントを表示することもできます。SET LINESIZEコマンドを使用して、表示されるデータ幅を制御します。

オブジェクトの詳細は、「DESCRIBE」を参照してください。

オブジェクト型ADDRESSを作成するには、次のように入力します。

CREATE TYPE ADDRESS AS OBJECT
  ( STREET  VARCHAR2(20),
    CITY    VARCHAR2(20)
  );
/
Type created

オブジェクト型ADDRESSのネストされたオブジェクトEMPADDRを含む表EMPLOYEEを作成するには、次のように入力します。

CREATE TABLE EMPLOYEE
  (LAST_NAME VARCHAR2(30),
   EMPADDR ADDRESS,
   JOB_ID VARCHAR2(20),
   SALARY NUMBER(7,2)
  );
/
Table created

深さレベル2まで表EMPLOYEEを表示して、行数も表示しながら出力をインデントするには、次のように入力します。

SET DESCRIBE DEPTH 2 LINENUM ON INDENT ON
DESCRIBE employee
       Name                            Null?    Type
       ------------------------------- -------- --------------------------
1      LAST_NAME                                VARCHAR2(30)
2      EMPADDR                                  ADDRESS
3    2   STREET                                 VARCHAR2(20)
4    2   CITY                                   VARCHAR2(20)
5      JOB_ID                                   VARCHAR2(20)
6      SALARY                                   NUMBER(7,2)