SQL*Plusのコマンド・プロンプトからオペレーティング・システムのコマンドを実行できます。このコマンドは、既存のオペレーティング・システム・ファイルの表示などの作業を実行する場合に有効です。
オペレーティング・システムのコマンドを実行するには、SQL*PlusのHOSTコマンドに続けて、オペレーティング・システムのコマンドを入力します。たとえば、SQL*Plusコマンドで、次のDIRECTORY *.SQLコマンドを実行できます。
HOST DIRECTORY *.SQL
コマンドの実行が終わると、再度SQL*Plusのコマンド・プロンプトが表示されます。
注意:
HOSTコマンドを使用してSQL*Plusセッションから入力したオペレーティング・システムのコマンドは、現行のSQL*Plusセッションに影響を与えません。たとえば、オペレーティング・システムの環境変数を設定しても、現行のSQL*Plusセッションには影響を与えませんが、引き続き起動されるSQL*Plusセッションに影響を与える可能性があります。
HOSTコマンドへのアクセスを使用禁止にできます。HOSTコマンドを使用禁止にする方法の詳細は、「 SQL*Plusのセキュリティ」を参照してください。