各Oracle Databaseには、2つ以上のREDOログ・ファイルが用意されています。1つのデータベースに対するREDOログ・ファイルのセットは、データベースのREDOログと呼ばれます。
REDOログは、データに加えられた変更を記録するために使用されます。たとえば、データベースに障害が発生した場合、REDOログを使用してデータベースをリカバリします。REDOログ自体の障害を防ぐため、Oracle Databaseでは、REDOログのミラー化によって、2つ以上のREDOログのコピーを異なるディスクに保持できます。
データベースをARCHIVELOGモードでオープンすると、オンラインREDOログをアーカイブできます。
アーカイブREDOログには、データベースに加えられたすべての変更が永久に保存されているため、SQL ALTER SYSTEMコマンドを使用すると、インスタンス障害のみでなくディスク障害も完全にリカバリできます。
REDOログ・ファイルおよびデータベースのアーカイブ・モードの詳細は、『Oracle Database概要』および「ARCHIVE LOG」コマンドを参照してください。
アーカイブされた現行のログ・ファイルの詳細を表示するには、次のように入力します。
ARCHIVE LOG LIST
Database log mode Archive Mode Automatic archival Enabled Archive destination /vobs/oracle/dbs/arch Oldest online log sequence 221 Next log sequence to archive 222 Current log sequence 222