SQL*Plusコマンド・プロンプトを設定します。SET SQLPROMPTによって変数が動的に置換されます。これによって、実行時の変数(現在の接続識別子など)を挿入できます。SQLPROMPTで使用される置換変数の前に「&」を付ける必要はありません。他の置換変数と同様に使用およびアクセスできます。デフォルトのプロンプト「SQL>」に対しては、変数の置換は試行されません。
変数の置換は、SQLPROMPTにSETを指定するたびに行われます。SQLPROMPTがglogin.sqlに含まれている場合、SQLPROMPTの置換変数はログインまたは接続するたびに更新されます。
例
接続識別子を表示するSQL*Plusプロンプトを変更するには、次のように入力します。
SET SQLPROMPT "_CONNECT_IDENTIFIER > "
現行のユーザーを表示するSQL*Plusコマンド・プロンプトを設定するには、次のように入力します。
SET SQLPROMPT "_USER > "
SQL*Plusプロンプトを変更して現在の日付、現行のユーザーおよびユーザーの権限レベルを表示するには、次のように入力します。
SET SQLPROMPT "_DATE _USER _PRIVILEGE> "
SQL*Plusプロンプトを変更して定義済の変数を表示するには、次のように入力します。
DEFINE mycon = Prod1 SET SQLPROMPT "mycon> "
Prod1>
ネストした引用符内のテキストは、置換用には解析されません。SQL*Plusプロンプトに、ユーザー名、「@」および接続識別子をこの順序で表示するには、次のように入力します。
SET SQLPROMPT "_USER'@'_CONNECT_IDENTIFIER > "