ノードID保存モードを設定します。保存モードは、新規ノードを作成するすべての式(要素コンストラクタなど)またはノードを含む項目あるいは順序を戻すすべての式に適用されます。次の3つの値があります。
BYVALUE: ノードIDを保存する必要がないことを指定します。これは、作成などのノード操作または式の結果として戻されたノード操作がディープ・コピーされ、元のツリーでのコンテキストが失われることを意味します。このノード上でのノードID、親軸、兄弟軸または順序付けをテストする後続の操作は定義されません。
BYREFERENCE: ノードIDを保存する必要があることを指定します。このノード上での後続の操作で、ノードのコンテキストおよび定義が保存されます。
DEFAULT: データベースのデフォルトを指定します。Oracle Database 10gでは、デフォルトはBYVALUEです。
SET XQUERY NODEが設定されていない場合、デフォルトはDEFAULT(BYVALUE)です。
例
SET XQUERY NODE BYREFERENCE XQUERY for $i in doc("foo.xml") return $i /
これは、次の操作に相当します。
XQuery declare node byreference; for $i in doc("foo.xml") return $i /