デフォルトでは、特に指定しないかぎり、SQL*Loaderエクスプレス・モードを使用して実行されるロードでは次のように想定されます。
データ・ファイルを指定しない場合、カレント・ディレクトリでtable-name.datというファイルが検索されます。
外部表はロード方法です。一部のエラーでは、SQL*Loaderエクスプレス・モードによって、デフォルトの外部表のロード方法からダイレクト・パス・ロードに自動的に切り替えられます。これが発生する可能性のある例として、権限違反が原因でCREATE DIRECTORY SQLコマンドが失敗した場合があげられます。
フィールドは次の要素を使用して設定されます。
表の列名に基づく名前(フィールドの順序は表の列の順序に一致)
表の列型に基づく型
改行(レコード・デリミタとして)
カンマ(フィールド・デリミタとして)
囲みなし
左右切捨て
DEGREE_OF_PARALLELISMパラメータはAUTOに設定されます。
日付およびタイムスタンプの書式ではNLS設定が使用されます。
NLSクライアント・キャラクタ・セットが使用されます。
表にデータがすでに含まれる場合、新しいデータは表に追加されます。
データ・ファイルが指定されていない場合、データ・ファイル、ログ・ファイルおよび不良ファイルのデフォルト名は次のようになります。(%pは、Oracle Databaseスレーブ・プロセスのプロセスIDで置き換えられます。)
table-name.dat (データ・ファイル)
table-name.log (SQL*Loaderログ・ファイル)
table-name_%p.log_xt (Oracle Databaseログ・ファイル。emp_17228.log_xtなど)
table-name_%p.bad (不良ファイル)
1つ以上のデータ・ファイルが(DATAパラメータを使用して)指定されている場合、ログ・ファイルと不良ファイルのデフォルト名は次のようになります。(%pは、サーバー・スレーブ・プロセスのプロセスIDで置き換えられます。)
table-name.log (SQL*Loaderログ・ファイル)
table-name_%p.log_xt (Oracle Databaseログ・ファイル)
first-data-file_%p.bad (不良ファイル)
関連項目:
「DATA」パラメータ