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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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システム生成OID型のREF列

システム生成REF列をロードする場合、SQL*Loaderでは、REF列を構築する実OIDが残りのデータとともにデータ・ファイル内にあるとみなされます。REF列に対応するフィールドの記述は、列名の後にREF句を記述することによって行います。

REF句には、引数として表名とOIDを取ります。その引数は、定数として、または(FILLERフィールドを使用して)動的に指定できます。適切な構文については、「ref_spec」を参照してください。例11-13に、システム生成OID型のREF列のロード例を示します。

例11-13 システム生成REF列のロード

制御ファイルの内容

LOAD DATA
INFILE 'sample.dat'
INTO TABLE departments_alt_v2
FIELDS TERMINATED BY ',' OPTIONALLY ENCLOSED BY '"'
  (dept_no      CHAR(5),
   dept_name    CHAR(30),
1 dept_mgr     REF(t_name, s_oid),
   s_oid        FILLER CHAR(32),
   t_name       FILLER CHAR(30))

データ・ファイル(sample.dat)

22345, QuestWorld, 21E978406D3E41FCE03400400B403BC3, EMPLOYEES_V2,
23423, Geography, 21E978406D4441FCE03400400B403BC3, EMPLOYEES_V2,

注意:

例の左に付けた太字の数字は、次の注意事項と対応しています。

  1. 指定した表が存在しない場合、レコードは拒否されます。また、dept_mgrフィールド自体には、データ・ファイルのフィールドはマップされません。