システム生成REF
列をロードする場合、SQL*Loaderでは、REF
列を構築する実OIDが残りのデータとともにデータ・ファイル内にあるとみなされます。REF
列に対応するフィールドの記述は、列名の後にREF
句を記述することによって行います。
REF
句には、引数として表名とOIDを取ります。その引数は、定数として、または(FILLERフィールドを使用して)動的に指定できます。適切な構文については、「ref_spec」を参照してください。例11-13に、システム生成OID型のREF
列のロード例を示します。
例11-13 システム生成REF列のロード
制御ファイルの内容
LOAD DATA
INFILE 'sample.dat'
INTO TABLE departments_alt_v2
FIELDS TERMINATED BY ',' OPTIONALLY ENCLOSED BY '"'
(dept_no CHAR(5),
dept_name CHAR(30),
1 dept_mgr REF(t_name, s_oid),
s_oid FILLER CHAR(32),
t_name FILLER CHAR(30))
データ・ファイル(sample.dat)
22345, QuestWorld, 21E978406D3E41FCE03400400B403BC3, EMPLOYEES_V2, 23423, Geography, 21E978406D4441FCE03400400B403BC3, EMPLOYEES_V2,
注意:
例の左に付けた太字の数字は、次の注意事項と対応しています。
指定した表が存在しない場合、レコードは拒否されます。また、dept_mgr
フィールド自体には、データ・ファイルのフィールドはマップされません。