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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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PARTITION_MEMORY

デフォルト: デフォルト値は0 (ゼロ)です。PGA_AGGREGATE_TARGET初期化パラメータの値に基づいてメモリーの使用が制限されます。メモリーの使用がこの値に達すると、一部のパーティションのロードが遅延します。

用途

PARTITION_MEMORYパラメータを使用すると、多数のパーティションをロードしている際に使用するメモリーの量を制限できます。このパラメータは、ロードしているパーティションの数が大量のメモリーを消費し、使用可能なメモリーを超える可能性がある場合に有効です(これは、特にデータが圧縮されている場合に起こることがあります)。

指定した制限に達すると、メモリーの使用が制限値を下回るまで、一部のパーティション行のロードが遅延します。

構文および説明

PARTITION_MEMORY=n

パラメータ値nの単位は、KBです。

nが0 (デフォルト)に設定されている場合、SQL*Loaderでは、PGA_AGGREGATE_TARGET初期化パラメータの機能である値が使用されます。

nが-1 (マイナス1)に設定されている場合、SQL*Loaderでは、多数のパーティションをロードする際のメモリーの消費は少なくなりません。

制限事項

  • このパラメータは、ダイレクト・パス・ロードでのみ有効です。

  • このパラメータは、Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2)以降でのみ使用可能です。

次の例では、メモリーの使用を1GBに制限しています。

> sqlldr hr CONTROL=t.ctl DIRECT=true PARTITION_MEMORY=1000000