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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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オンライン・カタログの使用

データベースで現在使用中のディクショナリを使用することをLogMinerに指定するには、次のように、LogMiner起動時にディクショナリ・ソースとしてオンライン・カタログを指定します。

EXECUTE DBMS_LOGMNR.START_LOGMNR(-
   OPTIONS => DBMS_LOGMNR.DICT_FROM_ONLINE_CATALOG);

オンライン・カタログは、オンラインREDOログ・ファイルの分析に使用する他にも、アーカイブREDOログ・ファイルが同じシステム上で生成されている場合には、アーカイブREDOログ・ファイルの分析に使用できます。

オンライン・カタログにはデータベースに関する最新情報が含まれており、分析を開始するには最も速い方法です。重要な表を変更するDDL操作は頻繁に行われないため、通常、オンライン・カタログには分析に必要な情報が提供されています。

ただし、オンライン・カタログが再構成できるのは、表の最新バージョンに対して実行されるSQL文のみであることに注意してください。表が変更されると、オンライン・カタログは以前の表のバージョンを反映しなくなります。つまり、LogMinerは、以前の表のバージョンに対して実行されたSQL文を再構築することはできません。かわりに、LogMinerは、次に示すV$LOGMNR_CONTENTSビューのSQL_REDO列で実行不可SQL(バイナリ値のhextoraw書式を含む)を生成します。

insert into HR.EMPLOYEES(col#1, col#2) values (hextoraw('4a6f686e20446f65'),
hextoraw('c306'));"

オンライン・カタログ・オプションでは、データベースがオープンしている必要があります。

オンライン・カタログ・オプションは、DBMS_LOGMNR.START_LOGMNRDDL_DICT_TRACKINGオプションに対し有効ではありません。