LogMinerは、REDOデータをユーザーに返す際に、オブジェクトIDをオブジェクト名に変換するためにディクショナリを必要とします。LogMinerには、ディクショナリ提供方法として次の3つのオプションがあります。
REDOログ・ファイルが作成されたソース・データベースにアクセスでき、分析する表の列定義に変更がないことが見込まれる場合には、このオプションの使用をお薦めします。このオプションは、最も効率的で簡単に使用できます。
REDOログ・ファイルへのLogMinerディクショナリの抽出
REDOログ・ファイルが作成されたソース・データベースにアクセスできない場合、または分析する表の列定義が変更される可能性がある場合には、このオプションの使用をお薦めします。
このオプションは、以前のリリースとの下位互換性を保つものです。このオプションは、トランザクションの一貫性を保証しません。オンライン・カタログを使用するか、REDOログ・ファイルからディクショナリを抽出することをお薦めします。
図20-2に、状況に合わせたLogMinerディクショナリの選択方法を示します。
次の項では、使用可能な各ディクショナリ・オプションの指定方法を説明します。