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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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パラレル全データベース・エクスポートの実行

例2-5に、最大3つのパラレル・プロセス(ワーカーまたはPQスレーブ)を持つ全データベース・エクスポートを示します。

例2-5 パラレル全体エクスポート

> expdp hr FULL=YES DUMPFILE=dpump_dir1:full1%U.dmp, dpump_dir2:full2%U.dmp
FILESIZE=2G PARALLEL=3 LOGFILE=dpump_dir1:expfull.log JOB_NAME=expfull

これは、全データベース・エクスポートであるため、データベースのすべてのデータおよびメタデータがエクスポートされます。full101.dmpfull201.dmpfull102.dmpなどのダンプ・ファイルが、dpump_dir1およびdpump_dir2ディレクトリ・オブジェクトで示されたディレクトリに、ラウンドロビン法で作成されます。最適なパフォーマンスを得るには、これらのファイルを個別のI/Oチャネルに配置する必要があります。各ファイルのサイズは、必要に応じて2GBまで拡張されます。最初に、最大3つのファイルが作成されます。必要に応じて、追加のファイルが作成されます。ジョブおよびマスター表は、expfullという名前になります。ログ・ファイルは、dpump_dir1ディレクトリのexpfull.logに書き込まれます。