外部表はデータベース内に存在しない表として定義されている表で、アクセス・ドライバが用意されている任意の形式が可能です。Oracle Databaseでは、ORACLE_LOADER
およびORACLE_DATAPUMP
の2つのアクセス・ドライバが提供されています。外部表を記述するメタデータを提供することで、外部表内のデータをあたかも標準的なデータベース表内に存在しているデータのように公開できます。
外部表ロードでは、外部データ・ファイルに含まれているデータの外部表が作成されます。ロード処理では、INSERT
文が実行され、データ・ファイルのデータがターゲット表に挿入されます。
従来型パス・ロードおよびダイレクト・パス・ロードではなく、外部表ロードを使用した場合のメリットは、次のとおりです。
データ・ファイルが大きい場合、外部表のロードではパラレルでファイルのロードを試みます。
外部表ロードでは、外部表の作成に使用されるINSERT
文の一部としてSQL関数およびPL/SQLファンクションを使用することによってロードされるデータを変更できます。
関連項目:
外部表の作成と管理の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。