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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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ROWS

デフォルト: 従来型パスのデフォルトは64です。ダイレクト・パスのデフォルトはすべての行です。

用途

従来型パス・ロードでは、ROWSパラメータでバインド配列の行数を指定します。ダイレクト・パス・ロードでは、ROWSパラメータでデータの保存前にデータ・ファイルから読み取る行数を指定します。

構文および説明

ROWS=n

従来型パス・ロードの場合のみ: ROWSパラメータでバインド配列の行数を指定します。行の最大数は65534です。詳細は、「バインド配列および従来型パス・ロード」を参照してください

ダイレクト・パス・ロードの場合のみ: ROWSパラメータでデータ・ファイルからデータのセーブ前に読み込む行数を指定します。デフォルトでは、ロード終了時に、すべての行の読取りおよびデータ・セーブが1回実行されます。詳細は、「データ・セーブを使用したデータ損失の防止」を参照してください。1回のセーブで実際に表にロードされる行のおよその数は、ROWSの値から、最後のセーブ以降に廃棄および拒否されたレコードの数を引いた数です。

注意:

ROWSに低い値を指定し、表圧縮を使用してデータを圧縮しようとすると、通常は圧縮比が低下します。データの圧縮には、高い値を指定するかデフォルト値を使用することをお薦めします。

制限事項

  • 索引構成表(IOT)にデータがロードされる場合、あるいはVARRAY、XML列またはLOBが含まれる表にデータがロードされる場合、ROWSパラメータはダイレクト・パス・ロードで無視されます。これは、ロードはそのまま実行されますが、セーブポイントは処理されないことを意味します。

従来型パス・ロードでは、指定した値が許容可能な最大行数の65534を超えているため、次の例はエラーになります。

ROWS=65900