デフォルト: デフォルト値は設定されていません。
用途
構文および説明
FLASHBACK_SCN=scn_number
インポート操作は、指定したscn_numberまでの一貫性のあるデータを使用して実行されます。
注意:
ロジカル・スタンバイ・システムでは、ロジカル・スタンバイによってSCNが選択されるため、FLASHBACK_SCNパラメータは無視されます。ロジカル・スタンバイ・データベースの詳細は、『Oracle Data Guard概要および管理』を参照してください。
制限事項
FLASHBACK_SCNパラメータは、NETWORK_LINKパラメータも指定されている場合のみ有効です。
FLASHBACK_SCNパラメータは、Oracle Databaseのフラッシュバック問合せ機能にのみ関係します。フラッシュバック・データベース、フラッシュバック削除およびフラッシュバック・データ・アーカイブには適用できません。
FLASHBACK_SCNおよびFLASHBACK_TIMEは、相互に排他的なパラメータです。
例
次に、FLASHBACK_SCNパラメータの使用例を示します。
> impdp hr DIRECTORY=dpump_dir1 FLASHBACK_SCN=123456 NETWORK_LINK=source_database_link
この例のsource_database_linkには、データのインポート元であるソース・データベース名を指定します。