プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

FLASHBACK_SCN

デフォルト: デフォルト値は設定されていません。

用途

インポートで使用されるシステム変更番号(SCN)を指定して、フラッシュバック・ユーティリティを使用可能にします。

構文および説明

FLASHBACK_SCN=scn_number

インポート操作は、指定したscn_numberまでの一貫性のあるデータを使用して実行されます。

注意:

ロジカル・スタンバイ・システムでは、ロジカル・スタンバイによってSCNが選択されるため、FLASHBACK_SCNパラメータは無視されます。ロジカル・スタンバイ・データベースの詳細は、『Oracle Data Guard概要および管理』を参照してください。

制限事項

  • FLASHBACK_SCNパラメータは、NETWORK_LINKパラメータも指定されている場合のみ有効です。

  • FLASHBACK_SCNパラメータは、Oracle Databaseのフラッシュバック問合せ機能にのみ関係します。フラッシュバック・データベース、フラッシュバック削除およびフラッシュバック・データ・アーカイブには適用できません。

  • FLASHBACK_SCNおよびFLASHBACK_TIMEは、相互に排他的なパラメータです。

次に、FLASHBACK_SCNパラメータの使用例を示します。

> impdp hr DIRECTORY=dpump_dir1 FLASHBACK_SCN=123456 
NETWORK_LINK=source_database_link

この例のsource_database_linkには、データのインポート元であるソース・データベース名を指定します。