用途
指定したレポート・タイプと実行IDのレポートを作成し、そのレポートをADRに格納します。現在は、hm_run
(状態モニター)レポート・タイプのみがサポートされています。
注意:
状態モニターの実行の結果は、内部形式でADRに格納されます。これらの結果を表示するには、結果から状態モニター・レポートを作成した後に、このレポートを表示する必要があります。レポートは1回のみ作成する必要があります。その後は、このレポートを複数回表示できます。
構文および説明
create report
report_type
run_name
report_type
はhm_run
である必要があります。run_name
は状態モニターの実行名です。SHOW HM_RUNコマンドを使用して実行名を取得します。
すでにレポートが存在する場合は、そのレポートが上書きされます。レポートを表示するにはSHOW REPORTコマンドを使用します。
このコマンドは、複数のADRホームをサポートしていません。
例
この例では、実行名hm_run_1421
を使用した状態モニターの実行に対するレポートを作成します。
create report hm_run hm_run_1421
注意:
CREATE
REPORT
は、複数のADRホームが設定されている場合には機能しません。1つのADRホームの設定については、「ADRCIコマンドを使用する前のADRCIホームパスの設定」を参照してください。