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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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ADRCIコマンド・リファレンス

ADRCIには次の4種類のコマンドが用意されています。

すべてのADRCIコマンドは、1つのカレントADRホームが存在する場合をサポートしています。

表17-2では、ADRCIコマンド・セットを一覧表示します。

表17-2 ADRCIコマンドのリスト

コマンド 説明

CREATE REPORT

指定したレポート・タイプおよびIDのレポートを作成します。

ECHO

入力文字列をエコー処理します。

EXIT

カレントのADRCIセッションを終了します。

HOST

ADRCIからオペレーティング・システムのコマンドを実行します。

IPS

IPSユーティリティを起動します。ADRCI内で使用可能なIPSコマンドについては、表17-3を参照してください。

PURGE

現在の削除ポリシーに従って、カレントADRホーム内の診断データを削除します。

QUIT

カレントのADRCIセッションを終了します。

RUN

ADRCIスクリプトを実行します。

SELECT

指定されたインシデントまたは問題から、修飾されたレコードを取得します。

SET BASE

カレントADRCIセッションのADRベースを設定します。

SET BROWSER

将来の使用のために予約されています。

SET CONTROL

ADRの内容の削除ポリシーを設定します。

SET ECHO

コマンド出力を切り替えます。

SET EDITOR

トレース・ログおよびアラート・ログの内容を表示するデフォルトのエディタを設定します。

SET HOMEPATH

1つ以上のADRホームをカレントにします。

SET TERMOUT

ターミナル出力を切り替えます。

SHOW ALERT

アラート・ログ・メッセージを表示します。

SHOW BASE

カレントADRベースを示します。

SHOW CONTROL

カレントの削除ポリシーを含むADR情報を表示します。

SHOW HM_RUN

状態モニターの実行情報を表示します。

SHOW HOMEPATH

カレントのホームパスを表示します。

SHOW HOMES

カレントのADRホームを表示します。

SHOW INCDIR

指定したインシデントに対して作成されたトレース・ファイルを表示します。

SHOW INCIDENT

インシデントのリストを出力します。

SHOW LOG

診断ログ・メッセージを表示します。

SHOW PROBLEM

問題のリストを出力します。

SHOW REPORT

指定したレポート・タイプおよびIDのレポートを表示します。

SHOW TRACEFILE

修飾されたトレース・ファイル名を表示します。

SPOOL

出力をファイルへ送信します。

注意:

特に指定されないかぎり、すべてのコマンドは複数のカレントADRホームで動作します。