ADRCIには次の4種類のコマンドが用意されています。
1つ以上のカレントADRホームで動作するコマンド
1つのカレントADRホームのみで動作し、複数のカレントADRホームが存在する場合にはエラー・メッセージを発行するコマンド
複数のカレントADRホームが存在するときに、1つのADRホームを選択するように要求するコマンド
カレントADRホームを必要としないコマンド
すべてのADRCIコマンドは、1つのカレントADRホームが存在する場合をサポートしています。
表17-2では、ADRCIコマンド・セットを一覧表示します。
表17-2 ADRCIコマンドのリスト
コマンド | 説明 |
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指定したレポート・タイプおよびIDのレポートを作成します。 |
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入力文字列をエコー処理します。 |
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カレントのADRCIセッションを終了します。 |
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ADRCIからオペレーティング・システムのコマンドを実行します。 |
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IPSユーティリティを起動します。ADRCI内で使用可能なIPSコマンドについては、表17-3を参照してください。 |
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現在の削除ポリシーに従って、カレントADRホーム内の診断データを削除します。 |
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カレントのADRCIセッションを終了します。 |
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ADRCIスクリプトを実行します。 |
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指定されたインシデントまたは問題から、修飾されたレコードを取得します。 |
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カレントADRCIセッションのADRベースを設定します。 |
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将来の使用のために予約されています。 |
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ADRの内容の削除ポリシーを設定します。 |
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コマンド出力を切り替えます。 |
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トレース・ログおよびアラート・ログの内容を表示するデフォルトのエディタを設定します。 |
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1つ以上のADRホームをカレントにします。 |
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ターミナル出力を切り替えます。 |
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アラート・ログ・メッセージを表示します。 |
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カレントADRベースを示します。 |
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カレントの削除ポリシーを含むADR情報を表示します。 |
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状態モニターの実行情報を表示します。 |
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カレントのホームパスを表示します。 |
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カレントのADRホームを表示します。 |
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指定したインシデントに対して作成されたトレース・ファイルを表示します。 |
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インシデントのリストを出力します。 |
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診断ログ・メッセージを表示します。 |
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問題のリストを出力します。 |
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指定したレポート・タイプおよびIDのレポートを表示します。 |
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修飾されたトレース・ファイル名を表示します。 |
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出力をファイルへ送信します。 |
注意:
特に指定されないかぎり、すべてのコマンドは複数のカレントADRホームで動作します。