用途
トレース・ファイルを表示します。
構文および説明
show tracefile [file1 file2 ...] [-rt | -t] [-i inc1 inc2 ...] [-path path1 path2 ...]
このコマンドは、-i
または-path
フラグが指定されていないかぎり、カレントADRホームのトレース・ディレクトリおよびすべてのインシデント・ディレクトリ下で1つ以上のファイルを検索します。
このコマンドの使用時に-i
オプションを指定しないかぎり、ADRホームを設定しておく必要はありません。
表17-21に、SHOW
TRACEFILE
の引数を示します。
表17-21 SHOW TRACEFILEコマンドの引数
引数 | 説明 |
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ファイル名で結果をフィルタ処理します。%記号はワイルドカード文字です。 |
表17-22 SHOW TRACEFILEコマンドのフラグ
フラグ | 説明 |
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トレース・ファイル名をタイムスタンプに従って並べ替えます。 このオプションを使用すると、タイムスタンプが各ファイル名の横に表示されます。 |
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指定したインシデントIDに対して作成されたトレース・ファイルのみを選択します。 |
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指定したパス名下のトレース・ファイルのみを問い合せます。 |
例
次の例では、カレントADRホーム下のすべてのトレース・ファイルを示します。
show tracefile
次の例では、すべてのmmon
トレース・ファイルを、タイムスタンプに従って降順で表示します。
show tracefile %mmon% -rt
次の例では、/home/steve/temp下にある、インシデント1および4に対するすべてのトレース・ファイルを示します。
show tracefile -i 1 4 -path /home/steve/temp