用途
1つ以上のADRホームをカレントにします。多くのADRコマンドが、カレントADRホームでのみ動作します。
構文および説明
set
homepath
homepath_str1
homepath_str2
...
homepath_str
n
文字列は、カレントADRベースに対して相対的なADRホームのパスです。ディレクトリ名diagはパスから省略可能です。指定したパスに複数のADRホームが含まれている場合は、すべてのホームがホームパスに追加されます。
目的とする新しいADRホームがカレントADRベース内に存在しない場合は、SET
BASE
を使用して新しいADRベースを設定してから、SET
HOMEPATH
を使用します。
このコマンドを使用する前に、ADRホームを設定しておく必要はありません。
例
set homepath diag/rdbms/orcldw/orcldw1 diag/rdbms/orcldw/orcldw2
次のコマンドにより、前述の例と同一のホームパスを設定できます。
set homepath rdbms/orcldw/orcldw1 rdbms/orcldw/orcldw2
関連項目: