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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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SHOW PROBLEM

用途

カレントADRホームの問題情報を示します。

構文および説明

show problem [-p "predicate_string"] [-last num | -all]
    [-orderby field1, field2, ... [ASC|DSC]]

表17-19に、SHOW PROBLEMのフラグを示します。

表17-19 SHOW PROBLEMコマンドのフラグ

フラグ 説明

-p "predicate_string"

SQLに類似した述語文字列を使用して、述語がtrueであるインシデントのみを示します。述語文字列は、二重引用符で囲む必要があります。

表17-20に、述語文字列で使用できるフィールドを表示します。

-last num | -all

最新のnum個の問題を示すか、またはすべての問題を示します。デフォルトでは、SHOW PROBLEMは最新の50個の問題を示します。

-orderby field1, field2, ... [ASC|DSC]

結果を指定した順序のフィールド(field1field2、...)でソートするだけでなく、昇順(ASC)および降順(DSC)でソートして表示します。デフォルトでは、結果は昇順で表示されます。

表17-20 SHOW PROBLEMの問題フィールド

フィールド タイプ 説明

PROBLEM_ID

number

問題のID

PROBLEM_KEY

text(550)

問題の問題キー

FIRST_INCIDENT

number

問題の最初のインシデントのインシデントID

FIRSTINC_TIME

timestamp

問題の最初のインシデントの作成時間

LAST_INCIDENT

number

問題の最後のインシデントのインシデントID

LASTINC_TIME

timestamp

問題の最後のインシデントの作成時間

IMPACT1

number

この問題の影響のエンコード化

IMPACT2

number

この問題の影響のエンコード化

IMPACT3

number

この問題の影響のエンコード化

IMPACT4

number

この問題の影響のエンコード化

SERVICE_REQUEST

text(64)

問題のサービス・リクエスト(サポート・ワークベンチで入力)

BUG_NUMBER

text(64)

問題のバグ番号(サポート・ワークベンチで入力)

次の例では、カレントADRホームのすべての問題を表示します。

show problem -all

次の例では、IDが4の問題を示します。

show problem -p "problem_id=4"