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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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BOMの確認の抑止

Unicodeキャラクタ・セットのデータ・ファイルには、ファイルの最初のバイトにBOMと一致するバイナリ・データが含まれています。たとえば、integer(2)型の値0xFEFF = 65279小数点は、UTF16のビッグ・エンディアンBOMと一致します。この場合、SQL*Loaderを使用してデータ・ファイルの最初のバイトをデータとして読み込むことができます。また、値NOCHECKBYTEORDERMARKパラメータを指定して、SQL*LoaderによってBOMを確認しないようにできますBYTEORDERMARKパラメータの構文は次のとおりです。

BYTEORDERMARK NOCHECKを指定すると、SQL*LoaderではBOMが確認されず、データ・ファイルのすべてのデータがデータとして読み込まれます。

BYTEORDERMARK CHECKを指定すると、BOMを確認するようSQL*Loaderに指示します。これはUnicodeキャラクタ・セットのデータ・ファイルについてのデフォルト動作です。ただし、この指定は明確化の目的で制御ファイル内で使用されることがあります。Unicode以外のキャラクタ・セットを使用するデータ・ファイルについてBYTEORDERMARK CHECKを指定すると、エラーとなります。

BYTEORDERMARKパラメータには、次の特長があります。