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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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インポート・ユーティリティとは

インポート・ユーティリティは、オリジナルのエクスポート・ユーティリティで作成されたダンプ・ファイルからオブジェクトの定義および表データを読み込みます。ダンプ・ファイルはOracleのバイナリ形式になっており、オリジナルのインポートを使用した場合のみ読取りが可能です。

ダンプ・ファイルの作成に使用したエクスポート・ユーティリティより前のバージョンのインポート・ユーティリティは使用できません。

表オブジェクト: インポートの順序

表オブジェクトは、エクスポート・ダンプ・ファイルから読み込まれたとおりにインポートされます。ダンプ・ファイルには、次の順序でオブジェクトが格納されています。

  1. 型定義

  2. 表定義

  3. 表データ

  4. 表索引

  5. 整合性制約、ビュー、プロシージャおよびトリガー

  6. ビットマップ索引、ファンクション索引およびドメイン索引

インポートの順序は次のとおりです。まず、新しい表が作成されます。次にデータがインポートされ、索引が作成されます。その後トリガーがインポートされ、整合性制約が新しい表で使用可能になり、ビットマップ索引、ファンクション索引またはドメイン索引(あるいはそれらのすべて)が作成されます。このようにインポートされると、表のインポート順序が原因でデータが拒否されることがなくなります。また、同じデータについて、トリガーが重複して2回(最初の挿入時に1回、インポート中に1回)起動することもなくなります。