デフォルト: デフォルト値は設定されていません。
用途
インポート操作中に、表の名前を変更できます。
構文および説明
次のいずれかの構文を使用できます(下記の「使用上の注意」を参照)。
REMAP_TABLE=[schema.]old_tablename[.partition]:new_tablename
または
REMAP_TABLE=[schema.]old_tablename[:partition]:new_tablename
REMAP_TABLE
パラメータを使用して表全体の名前を変更するか、表を非パーティションする場合の表のパーティションを変更できます。(「PARTITION_OPTIONS」を参照してください。)
これを使用して、エクスポートした表パーティションの自動ネーミングを上書きすることもできます。
使用上の注意
最初の構文では、REMAP_TABLE=A.B:C
を指定すると、インポートによってA
はスキーマ名、B
は古い表名、C
は新しい表名とみなされることに注意してください。最初の構文を使用して、非パーティション表にするパーティションの名前を変更するには、スキーマ名を指定する必要があります。
2番目の構文を使用して、非パーティション表にするパーティションの名前を変更するには、古い表名で指定します。スキーマ名は必要ありません。
制限事項
インポートによって作成されたオブジェクトのみ、再マップされます。既存の表は再マップされないことに注意してください。
再マップする表が同じスキーマ内に名前付きの制約を持っていて、表の作成時に制約を作成する必要がある場合、REMAP_TABLE
パラメータは機能しません。
例
次の例では、REMAP_TABLE
パラメータを使用して、employees
表をemps
という新しい名前に変更します。
> impdp hr DIRECTORY=dpump_dir1 DUMPFILE=expschema.dmp TABLES=hr.employees REMAP_TABLE=hr.employees:emps