表の列はいくつでもロードできます。データベース中に定義されていて制御ファイル中で指定されていない列には、NULL値が割り当てられます。
列指定には、列名とその列に入る値の指定を記述します。これらの列指定はカンマで区切って、全体を小カッコで囲みます。
(columnspec,columnspec, ...)
(FILLER
のマークが付けられていない)それぞれの列名は、INTO TABLE
句で指定した表中の列名に対応させてください。列名にSQLやSQL*Loaderの予約語または特殊文字が含まれているか、大/小文字の区別がある場合は、列名を引用符で囲みます。
列の値をSQL*Loaderで生成する場合は、列指定の中でRECNUM
パラメータ、SEQUENCE
パラメータまたはCONSTANT
パラメータを指定します。詳細は、「SQL*Loaderを使用した入力データの生成」を参照してください。
データ・ファイルから列の値を読み込む場合は、列の値に対応するデータ・フィールドを指定します。このとき、列指定には、データベース表中の列を示す列名(column name)およびデータ・レコード中のフィールドを示すフィールド指定(field specification)を指定します。フィールド指定には、フィールドの位置、データ型、NULL値の制限およびデフォルト値を指定します。
列オブジェクトのロード時に、必ずしもすべての属性を指定する必要はありません。指定しなかった属性には、NULL
が設定されます。