データベース・レベルのサプリメンタル・ロギングを無効にするには、DROP SUPPLEMENTAL LOGGING
句を指定してSQL ALTER DATABASE
文を使用します。サプリメンタル・ロギング属性は段階的に削除できます。たとえば、次のSQL文を次の順序で発行したとします。
ALTER DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG DATA (PRIMARY KEY) COLUMNS;
ALTER DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG DATA (UNIQUE) COLUMNS
;ALTER DATABASE DROP SUPPLEMENTAL LOG DATA (PRIMARY KEY) COLUMNS;
ALTER DATABASE DROP SUPPLEMENTAL LOG DATA;
この文には、次のような効果があります。
最初の文の後、主キー・サプリメンタル・ロギングが有効になります。
2番目の文の後、主キー・サプリメンタル・ロギングおよび一意キー・サプリメンタル・ロギングが有効になります。
3番目の文の後、一意キー・サプリメンタル・ロギングのみが有効になります。
4番目の文の後、すべてのサプリメンタル・ロギングが無効になりません。次に示すエラーが返されます。ORA-32589: 最小限のサプリメンタル・ロギングは削除できません
すべてのデータベース・サプリメンタル・ロギングを無効にするには、最初に、有効になっている識別キー・ロギングをすべて無効にしてから、最小サプリメンタル・ロギングを無効にする必要があります。次の例に、正しい順序を示します。
ALTER DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG DATA (PRIMARY KEY) COLUMNS; ALTER DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG DATA (UNIQUE) COLUMNS; ALTER DATABASE DROP SUPPLEMENTAL LOG DATA (PRIMARY KEY) COLUMNS; ALTER DATABASE DROP SUPPLEMENTAL LOG DATA (UNIQUE) COLUMNS; ALTER DATABASE DROP SUPPLEMENTAL LOG DATA;
最小サプリメンタル・ログ・データは、データベース・レベルの他のサプリメンタル・ロギングが有効になっていない場合にのみ削除できます。