例2-1に、TABLESパラメータを使用して、表モード・エクスポートを指定する例を示します。人事管理(hr)スキーマから、表employeesおよびjobsの表エクスポートを実行するには、次のデータ・ポンプ・エクスポート・コマンドを発行します。
ユーザーhrは、自分のスキーマ内の表をエクスポートしているため、表名の前にスキーマ名を指定する必要はありません。NOLOGFILE=YESパラメータは、その操作のエクスポート・ログ・ファイルが生成されないことを示します。
例2-1 表モード・エクスポートの実行
expdp hr TABLES=employees,jobs DUMPFILE=dpump_dir1:table.dmp NOLOGFILE=YES