パーティション表の単一パーティションまたはサブパーティションをロードするとき、SQL*Loaderによって、行がパーティション化され、SQL*Loader制御ファイルに指定されたパーティションまたはサブパーティションにマップできない行はすべて拒否されます。ロードされるデータのパーティションまたはサブパーティションに対応するローカル索引パーティションは、SQL*Loaderによってメンテナンスされます。単一パーティションまたはサブパーティションのダイレクト・パス・ロードでは、グローバル索引はメンテナンスされません。ただし、ダイレクト・パスで単一パーティションに対してロードする場合、SQL*Loaderでは次のような形式のLOAD
文のパーティション拡張構文を使用します。
LOAD INTO TABLE T PARTITION (P) VALUES ... LOAD INTO TABLE T SUBPARTITION (P) VALUES ...
パーティション表またはサブパーティション表の1つのパーティションをロードしている間も、その表の他のパーティションに対してはDML操作やダイレクト・パス・ロードを行うことができます。
ダイレクト・パス・ロードでは、データベース処理は最小限に抑えられますが、ロードの開始時と終了時に、それぞれロードの初期化と終了処理のためにOracle Databaseに対するコールが数回実行されます。また、ロードの初期化中に必要なDMLロックがかけられ、ロード終了時に解除されます。ロード中には、索引キーが作成されてソートに使用されたり、必要に応じて新しいエクステントを取得するために領域管理ルーチンを使用することによって、データ・セーブポイントの上限(最高水位標)を調整するなどの動作も発生します。上限の調整の詳細は、「データ・セーブを使用したデータ損失の防止」を参照してください。