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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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TRIM

デフォルト: 従来型パス・ロードとダイレクト・パス・ロードのデフォルトはLDRTRIMです。外部表ロードのデフォルトはLRTRIMです。

用途

TRIMパラメータでは、ロード中に使用する切捨てタイプを指定します。

構文および説明

TRIM=[LRTRIM | NOTRIM | LTRIM | RTRIM |LDRTRIM]

TRIMパラメータを使用して、空白をテキスト・フィールドの始めから切り捨てるか、終わりから切り捨てるか、またはその両方から切り捨てるかを指定します。空白には、空白文字およびその他の印字されない文字(タブ、LF、改行など)が含まれます。

フィールドから文字を切り捨てない場合は、NOTRIMを使用します。この設定では、通常、最高のパフォーマンスを得ることができます。

フィールドから文字を切り捨てる場合は、LRTRIMLTRIMおよびRTRIMを使用します。LRTRIMを使用すると、先頭と後続の空白の両方が切り捨てられます。先頭の空白を切り捨てるには、LTRIMを使用します。後続の空白を切り捨てるには、RTRIMを使用します。

LDRTRIMは、次の場合を除いて、NOTRIMと同様です。

  • フィールドがOPTIONALLY_ENCLOSED BYで指定されたデリミタ付きフィールドで、オプションの囲みが特定のインスタンスで欠落している場合、空白は左から切り捨てられます。

すべてが空白のフィールドに対して切捨てを指定する場合、そのフィールドはNULLに設定されます。

制限事項

  • 強制従来型パス・ロードおよび強制ダイレクト・パス・ロードでは、LDRTRIMのみがサポートされます。どの値でTRIMパラメータを指定しても、常にこの内容を示すメッセージが表示されます。

  • ロードがデフォルトの外部表ロードで、SQL*Loaderエクスプレス・モードでかわりにダイレクト・パス・ロードを使用することになるエラーが発生した場合、別の方法を指定したり、LRTRIMで外部表のデフォルトを受け入れていても、LDRTRMが切捨て方法として使用されます。この変更を示すアラート・メッセージが表示されます。

    NOTRIMを使用する場合、PRESERVE BLANKS句を含む制御ファイルを使用できます。

次の例では、右側のすべての空白(後続の空白)を切り捨ててフィールドを読み取ります。

> sqlldr hr TABLE=employees TRIM=RTRIM