プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

TOUSER

デフォルト: none

インポートの対象となるスキーマを所有するユーザー名のリストを指定します。インポート操作の前にユーザー名が存在している必要があります。存在していない場合は、エラーが返されます。このパラメータを使用するには、IMP_FULL_DATABASEロールが必要です。オブジェクトがもともと入っていたスキーマと異なるスキーマにインポートする場合は、TOUSERを指定してください。次に例を示します。

imp FROMUSER=scott TOUSER=joe TABLES=emp

複数のスキーマを指定する場合、スキーマ名は対で指定します。次の例では、scottのオブジェクトをjoeのスキーマに、fredのオブジェクトをtedのスキーマにインポートします。

imp FROMUSER=scott,fred TOUSER=joe,ted

FROMUSERリストがTOUSERリストより長い場合、残りのスキーマは、通常のデフォルトの規則に従って、FROMUSERスキーマにインポートされるか、またはインポートを実行するユーザーのスキーマにインポートされます。余分なオブジェクトがTOUSERスキーマにインポートされるようにするには、次の構文を使用します。

imp FROMUSER=scott,adams TOUSER=ted,ted

ユーザーtedは2回指定されています。

関連項目:

FROMUSERおよびTOUSERを使用する場合の制限の詳細は、「FROMUSER」を参照してください