表データの転送を行うデータ・ポンプ操作(エクスポートおよびインポート)では、ジョブの進捗状況(単位は、転送された表データのメガバイト数)を示す動的パフォーマンス・ビューV$SESSION_LONGOPSのエントリが保持されます。このエントリは、転送の推定サイズを含み、実際に転送されたデータの量が反映されるように定期的に更新されます。
パラメータCOMPRESSION、ENCRYPTION、ENCRYPTION_ALGORITHM、ENCRYPTION_MODE、ENCRYPTION_PASSWORD、QUERYおよびREMAP_DATAを使用しても、推定値の決定には反映されません。
エクスポート操作の推定値が有効かどうかは、操作開始時に要求された推定のタイプによって異なります。この値は、実際の転送量を超えた場合に必要に応じて更新されます。インポート操作の推定値は、厳密な値です。
データ・ポンプ・ジョブに関連するV$SESSION_LONGOPS列は、次のとおりです。
USERNAME: ジョブの所有者
OPNAME: ジョブ名
TARGET_DESC: ジョブ操作
SOFAR: ジョブ実行中に転送されたメガバイト数
TOTALWORK: ジョブ内の推定メガバイト数
UNITS: メガバイト(MB)
MESSAGE: 状態メッセージ。次の形式で表示されます。
'job_name: operation_name : nnn out of mmm MB done'