データ・ポンプ・エクスポートおよびインポート・クライアント・ユーティリティでは、ロギング・モードまたは対話方式コマンド・モードのいずれでも、ジョブに接続できます。
ロギング・モードでは、ジョブの実行中に、そのジョブの詳細な状態がリアルタイムで自動的に表示されます。表示される情報には、ジョブおよびパラメータの説明、処理されるデータ量の推定、現在の操作または処理中のアイテムの説明、ジョブで使用されるファイル、発生したエラーおよび最終的なジョブの状態(停止または完了)があります。
対話方式コマンド・モードでは、ジョブの状態をリクエストに表示できます。表示される情報には、ジョブの説明および状態、現在の操作または処理中のアイテムの説明、書込み中のファイルおよび累積的な状態があります。
オプションで、ジョブの実行中にログ・ファイルの書込みを行うこともできます。ログ・ファイルには、ジョブの進捗状況のサマリーが記録され、ジョブの実行中に発生したエラーがリストされます。また、ジョブの完了状態も記録されます。
ジョブの状態を判断したり、データ・ポンプ・ジョブについての情報を表示するには、DBA_DATAPUMP_JOBS
ビュー、USER_DATAPUMP_JOBS
ビューまたはDBA_DATAPUMP_SESSIONS
ビューを問い合せる方法もあります。これらのビューの説明は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。
関連項目:
コマンドライン・エクスポートでの状態表示の頻度を変更する方法については、エクスポートの「STATUS」パラメータを参照してください。
コマンドライン・インポートでの状態表示の頻度を変更する方法については、インポートの「STATUS」パラメータを参照してください。
対話方式の「STATUS」エクスポート・コマンド
対話方式のインポートの「STATUS」コマンド
エクスポート・ログ・ファイルのファイル指定を設定する方法については、エクスポートの「LOGFILE」パラメータを参照してください。
インポート・ログ・ファイルのファイル指定を設定する方法については、インポートの「LOGFILE」パラメータを参照してください。