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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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TABLESPACES

デフォルト: デフォルト値は設定されていません。

用途

表領域モードでエクスポートされる表領域名のリストを指定します。

構文および説明

TABLESPACES=tablespace_name [, ...]

表領域モードでは、指定した表領域内に存在する表のみがアンロードされます。表がアンロードされると、その表の依存オブジェクトもアンロードされます。オブジェクトのメタデータとデータは、両方ともアンロードされます。指定した表領域内に表の一部が存在する場合、その表とその表のすべての依存オブジェクトがエクスポートされます。特権ユーザーは、すべての表を取得します。権限のないユーザーは、自分のスキーマ内の表のみを取得します。

このモードを使用したエクスポート対象を、フィルタ処理によってより詳細に制限できます(詳細は、「エクスポート操作中のフィルタ処理」を参照してください)。

制限事項

  • TABLESPACESパラメータに指定する表領域名のリストの長さは、最大4MBに制限されます。ただし、NETWORK_LINKで10.2.0.3以前のOracle Databaseまたは読取り専用のデータベースが設定されている場合は異なります。この場合の上限は4KBです。

次に、TABLESPACESパラメータの使用例を示します。この例では、表領域tbs_4tbs_5およびtbs_6がすでに存在するとします。

> expdp hr DIRECTORY=dpump_dir1 DUMPFILE=tbs.dmp 
TABLESPACES=tbs_4, tbs_5, tbs_6

このコマンドによって、表領域エクスポートが実行され、指定した表領域(tbs_4tbs_5およびtbs_6)から表(および表の依存オブジェクト)がアンロードされます。